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■茶の匠/星野茶ひと筋に「木屋宏さん」のこと

九州自動車道八女インターを下り、国道442号を東に八女市街地を通り抜けると約10分で県道52号に分岐する。
県道52号を星野川(矢部川の支流)沿いに山あいの新緑と薄紫のフジの花を楽しみながら20分も車を走らせると山の斜面に茶畑の風景が現れ、星野茶で有名な星野村に入る。しばらく走ると左側に『木屋芳友園』の本社・工場が見えてくる。その300メートル先に先月オープンしたばかりの同社直営店『茶房 星水庵』がある。
5月8日、春の叙勲お祝いを兼ねて、㈱木屋芳友園会長の木屋宏・博子さんご夫妻を訪ねてみました。今回は、半世紀以上にわたり星野茶ひと筋に『村おこし』に取り組んでこられた木屋ご夫妻の活躍ぶりを紹介します。(2010年5月 執筆)

■『黄綬褒章』受章の『木屋芳友園』の木屋宏さん    
 
木屋宏会長 先月28日の新聞各紙は、星野村の木屋宏さんが、今年の春の叙勲で、業務に精励して模範となった農林漁業従事者や卓越技能者に贈られる『黄綬褒章』を受賞と一斉に報じました。
製茶業ひと筋52年間、高級ブランド茶・星野茶の普及と接茶文化の継承に一身を投げ打ち、古希を過ぎた今なお星野村の「村おこし」の先頭に立って地域の活性化に取り組んでおられる努力が認められての栄えある受賞。
木屋会長ご夫妻の地道な地域貢献活動を長きにわたって見聞してきた七福神の育さんにとっても、ホントに嬉しいビッグニュースでした。木屋会長ご夫妻、本当におめでとうございます。心から敬意を表します。
 「地道に努力する人が正しく評価される」こんな素晴らしいことはありません。本気で頑張っている人は、やっぱりみんながどこかでよく見てくれてるんですね。感動しました。

■19歳で星野村に戻り、家業を継ぐ
木屋宏さんがお茶の道に入ったのが16歳。親戚が経営するお茶屋で修行。1年のうち休みは6日間のみで残りの359日は商品配達と注文とりでお得意さんまわりの日々。当時は日本茶を飲むのが当たり前の時代で、注文も飛ぶようにあったとか。家族と離れて朝から晩まで働きづくめの過酷な生活だったが辛いと思ったことはなかったそうです。
宏さんは19歳の時、茶商だった父の芳友さんが体調を崩されたのを機に星野村に戻り、芳友さんの興した「木屋芳友園」の二代目に。父・芳友さんは実直でお茶へのこだわりは人一倍厳しい商売人。宏さんは、父・芳友さんから、茶の見分け方や商売人としての心構えを繰り返し繰り返し徹底して叩き込まれたそうです。

■高級ブランド茶・星野茶の普及に専念 
家業を継いだ宏さんは25歳で博子さんと結婚。以後45年間、博子さんと二人三脚で星野茶の製造と販路拡大に、来る日も来る日もただひたすら精励。
新芽の摘み取りが始まる4月下旬から5月にかけて生産者が出荷した荒茶を買い付け、自社工場で火入れなどの仕上げを施して、洗練された独自の技術と繊細な感覚で、香りとコクのあるまろやかなお茶を創りだす。
フル稼働する工場の機械音にせきたてられながら茶葉と向かい合う姿はいつも真剣勝負。茶葉をつかんだ手のひらの感覚が高級ブランド茶・星野茶を生み出す。まさに匠の技だ。
そこには、お茶にとことんこだわって妥協を許さなかったた父・芳友さんの教えが生きている。

■いいお茶は喉を通った後、うまみに変わる 
煎茶 高峰  「いいお茶は口に含んだ時には渋みがでても、のどを通った後、うまみに変わる」。父・芳友さんの口癖だった。納入先や常連のお客さんから『今年もおいしいよ』と喜んでもらえた時が一番うれしいと宏さんは眼を輝かせて語る。
最近、家庭でも、手っとりばやいペットボトル茶が普及し、急須で入れるリーフ茶の需要は減ってきている。でも、木屋さんご夫妻の入れてくれたお茶をいただくとやっぱりおいしい。香りとコクのあるまろやかさは他の飲みものでは味わえない何かがある。これが「本物のお茶」ということだろう。
お茶の美味しさを引き出すのはお茶そのものの品質とお茶の入れ方、飲み方だそうです。


 
■人を裏切ることは決してしない。誰にも謙虚な姿勢を貫く 
肩を張らず威張らずに、頼まれたことはきちんとやる。人を欺くようなことは決してしない。その姿勢は、客さまにも仕入先にも納品先にも従業員に対しても変わらない。木屋さんご夫妻は「謙虚さ」を一番に商いを続けてきた。だから、他人を裏切るようなことをする人は、たとえ儲かる話であっても相手にしない。
商いの基本は「信頼」。ドラッカーのマネジメントに「商売の基本・原則を大事にしない企業は持続しない」とあるが、木屋さんご夫妻は、まさにそれを実践されている。

木屋芳友園本社
■熱意こそ人を動かす
28年前、七福神の育さんは、星野村に「㈱木屋芳友園」という優良企業があるのを知り、バイクを30分走らせ、足しげく訪問を重ねました。
芳友会長と息子さんの宏社長にお会いしているうちに、事業に対する情熱と人柄に触れ、何とかお取引につなげたいと思いを募らせるのだが、美味しいお茶はいただけても肝心の提案にはなかなか乗ってこられない。それでもあきらめないのが育さんの真骨頂。
初回訪問から10ヶ月後、宏社長が銀行の窓口にお見えになり、「次長の熱心さがよくわかった。お取引をさせて貰います」。銀行入社以来、営業経験が全くなく、本部からいきなり支店の営業担当次長に赴任した七福神の育さんにとっては、初めての優良企業の新規開拓で、今でも思い出に残る感動のシーンであった。カーネギーが言うように、熱意は通じるものですね。
以前、このプログ http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-6.html  で紹介した「ほん気」という詩のとおりでした『本気でやればだれかが助けてくれる』と実感させられた育さんは、その後、八女市役所をはじめ地場優良企業・団体の新規取引に成功。お陰で支店の業績はアップし、店200数ヶ店の中で最優秀店表彰に輝きました。木屋さんご夫妻とはそれ以来のお付き合いで、お会いするたびに元気をもらっています。


■星野村や福岡県茶商工業界の要職で率先垂範星野村/星の文化館 
木屋宏さんは本業に精励する傍ら、地域や茶製造業界の活性化にも率先して取り組まれています。若い頃は、地元消防団長として若手事業者の模範となってリードし、長男ご夫婦が家業を手伝われるようになると、周りに乞われて県茶商工業共同組合理事長星野村商工会会長を引き受け、70歳を迎えた本年3月まで地域の商工業発展に尽力されています。
澄み切った空、棚田、茶畑、山林、焼き物……星野村のたくさんの地域資源を活かしてた星と文化の里」づくりに取り組み、「星の文化館」や「茶の文化館」などのふるさと創生事業の発展にも大きく貢献されました。

■ブルーベリーで働く場を提供、地域の活性化に尽力

星野村の土壌と気候がブルーベリーの生産にもっとも適していると知った木屋宏さんは、お茶以外の特産品開発を目指し、お茶の収穫時期と重ならないブルーベリー栽培を地元生産農家に働きかけました。
そして、2007年にはそのブルーベリーを活用した商品開発に取り組み、翌2008年には地元経営者や大学教授と共同出資で加工販売会社「星のふるさと村」を設立し社長に就任。地域期待の「星のブルーベリージャム」や「星のブルーベリー羊羹」「星の果実・ブルーベリー酢」を売り出す。地元の主婦や若手の働く場が増えて、村に若い人たちが残るようになり地域の活力につながっています。昨年、ブルーベリーで50万円の収益を上げた生産農家もあったとか。お茶の収入だけに頼っていた生産農家にとっては大きな収入源で、願ってもない話だ。
「あと2~3年で生産も、販売も軌道にのるはず。その時まで、まだまだ頑張りますよ」と宏さんは熱っぽく語る。星野村から星野茶に続く第二の特産品が全国に広がるのもそう遠くない…。

■接茶文化を残したい…「茶房・星水庵」オープン 
   建築資材から業者まで、全てを地元活用
茶房 星水庵 先月16日、木屋宏さんは息子の康彦社長と話し合い、星野村の自然を五感で感じていただきながらお茶を楽しんでいただける空間として『茶房 星水庵』をオープンした。
ゆったりとした店舗内部には、お客さまに"本物のお茶の香りとまろやかさ"を味わって"やすらぎと癒し"を感じて頂けるように、お茶の試飲・喫茶・直売の三つの空間を提供。
また、お茶の入れ方、飲み方を学ビお茶を楽しむコーナーを設け、「すぐに温かいお茶を入れて客をもてなす日本の『接茶文化』の作法」を教えている。
地域活性化への宏さんのこだわりは、この店舗建設でも徹底している。柱、壁床板、瓦、庭の置き石、庭木に至るまで地元で調達できる建築資材は全て地元産。建築工事業者はちろんのこと大工さん、左官さん、庭師さんなど建築工事に携わる人も全て地元の人を指名。宏さんは、会社経営を任せている息子の康彦社長に対して、これだけは頑として譲らなかったという。 七福神の育さんもこれには脱帽。
星野村/茶の文化館  大きな柱、気の温もりの感じられるぶ厚い一枚板のテーブルとカウンター、自然の風景にしっとりとマッチした瓦屋根。春には星野川のせせらぎを聞きながら、初夏には川面に飛び交うホタルを追いながら、真夏には夜空に輝く満天の星を見上げながら、秋は紅葉、冬には雪景色を静かに眺めながら、四季折々に頂く一杯のお茶にゆったりと時は流れる。木屋さんご夫妻の「お茶の基本である「もてなしの心」が散りばめられている。
九州観光マスター1級の第1号の資格認定を受けている七福神の育さんは、「ホスピタリティー(おもてなしの心)は商いの基本」と公言しているが、木屋さん夫妻は、それを日本の文化として引き継いでいこうと実践されていて、感服するばかりである。
■木屋芳友園のおススメ商品   

茶の匠 芳友  星野村はお茶の栽培に最適な自然が残る山あいの里。その山あいにある「木屋芳友園」のこだわりの商品はここで買い求めできます。
●直売店: 茶房 星水庵
      福岡県八女市星野村4529-1 
              販売/9:00~17:00 
              喫茶/11:00~17:00
●お電話で:  0120-44-1563
●FAXで:      0943-52-2097
●インターネットで 
http://www.horyouen.co.jp  


星野愛す(抹茶アイス) 七福神の育さん イチオシ商品は、
 ◎星野茶にこだわった
              
「新茶 茶の匠 芳友」
 ◎抹茶、ほうじ茶の味が楽しめる
   オリジナルアイス「星野愛す」




■木屋芳友園の企業紹介はこちら 
         ⇒ https://hosjas.com/
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写真の一部は木屋芳友園及び星のふるさと館のHPよりコピーさせていただきました。
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■「味・塩こしょう」おいしさの秘密

ロングヒット商品【ダイショーの味・塩こしょう

■愛されて42年。今や食卓の定番

日本の伝統的な調味料と言えば醤油・味噌。それに匹敵する調合調味料が1968年に福岡の地で誕生している。

「ひと振り3役」でおなじみの、今や食卓の定番、ダイショーの「味・塩こしょう」

塩とこしょうと調味料を独自の製法でバランスよくブレンドして、最後のひと振りまで均一なおいしさを保ち焼き肉、焼き鳥、バーベキュー、野菜炒め、チャーハン、ハンバーグ等々…いろいろな料理の下味付け、仕上げに重宝がられている万能調味料

SB食品やハウス食品を含め大小の食品メーカーが類似商品を発売しているが、こちらは「味付塩こしょう」。「味・塩こしょう」はダイショーの商標登録商品なのだ。(1993年商標登録)


■金澤俊輔氏と「味・塩こしょう」の出会い

◆味・塩こしょうの誕生秘話

金澤俊輔氏は「ダイショー」の創業者。当初、九州大学のキャンパスのある箱崎(福岡市)で奥様と小さな焼き肉店を営んでいた俊輔氏。お店は奥様に任せ、自分でブレンドした自慢の秘伝のたれを瓶詰めし、リアカーに積んで、お肉屋さんや焼き肉屋さんに売り歩いていました。(現在も販売しているダイショー焼き肉のたれ【焼き肉一番】のルーツここにありました)

当時、お肉屋さんは対面販売が一般的であり、その際とんかつ肉を売る場合、お客さんから注文を受けその商品をお渡しする前に、とんかつ用豚肉に塩とこしょう振りかけていました。ある日のこと、金澤氏は、
「面倒くさいことをしてやってるなぁ。塩とこしょうを一緒に混ぜた調味料があれば便利なのに・・・」とピーンとひらめき、「よう~し、俺が作ってやろう」と思い立ったのが“味・塩こしょう”の始まり。
塩、こしょうを厳選し、それとまんべんなく混ざり合い味を調えるてくれる原料を探し出し、これら全ての原料を「均一の微粒子にすりつぶす技術の開発」や「食材の味を引き立たせるバランスのとれた配合」を追求し、あれやこれやと試行錯誤の連続で、やっと商品化に漕ぎ着けたのが今から42年前のこと。
以来、ダイショーの味・塩こしょうは、「安心・安全」「おいしさ」「便利さ」を求めて進化をつづけ、「荒挽き黒こしょう粒ガーリック入り」「化学調味料不使用の味・塩こしょう」をアイテムに加えて、今なお、押しも押されぬロングヒット商品として、さまざまな料理の場面で愛されています。

◆金沢俊輔氏の先見性と鋭い商売感覚
「商品開発者は、開発するのは得意だが、売るのは苦手」とよく言われているが、金澤氏のすごさは、セールスプロモーションでもいかんなく発揮されている。
味・塩こしょうの販売開始と同時に、金澤氏は番頭格の中嶋良二氏(現・専務取締役)を切り込み隊長に、威勢のいい社員を選りすぐりキャラバン隊を結成、スーパーのお肉コーナーで試食販売を展開。鶏(ブロイラー)と宮崎牛のメッカ・宮崎市をかわきりに北へ北へと攻め上り、あっという間に沖縄から北海道まで量販店のお肉売場に味・塩こしょうを並べてしまう。
一方、天才的なまでのカンピュータを働かせた戦略的な新聞広告・チラシ折込・テレビCM展開で、消費者の認知度アップを図り、瞬く間に、食卓の定番商品に仕上げてしまう。金澤氏は、まさに、商品開発能力のみならず先見性と商売感覚に卓越したカリスマ経営者でした。

◆味塩こしょうを海外にも広めたい…が夢  

ある日、金澤氏に、「俺が作った味・塩こしょうを海外にも広げたいんだが・・・」と持ちかけられた七福神の育さんは、「海外に輸出するとなると、すぐにコピー商品が出回りますよ」と答える。

「俺もそう思って今まで輸出には慎重だった。しかし、よく考えてみると、32年たった今でも、俺の味・塩こしょうを超えるものは出てこなかった。いろんなメーカーが俺のまねをしてきたが、国内の大手メーカーでも俺の味・塩こしょうには勝てなかった。まして、海外の業者が俺より上等の商品を作れるはずがない。今こそ、長年の夢を実現する時だ!!」と言って、海外事業(輸出)展開を決断されたのを思い出します。

以後、金澤氏の作った味・塩こしょうは、ソウル、上海、香港、ロスアンゼルスから、アジア、北米、欧州・・・と広まって、世界の人々にも愛されはじめています。

金澤氏の眠る福岡郊外にあるお墓を訪れると、「世界にもっと広がれ~、もっと広がれ~」と、ニコッと笑みを浮かべながら、今でも夢を追いかけられている金澤氏の顔が浮かんできます。


◆社会貢献活動にも熱心 ~奨学金で学生を支援~

箱崎宮に咲く牡丹 金澤氏は、「自分の今があるのは、みんなのお陰、社会のお陰」だと、生前、財団法人「金澤記念育英財団」を設立し、多額の自己保有株を寄贈されています。

その配当金で、日本の大学で学んでいる多くの日本人と外国人留学生に奨学金を提供するなど社会貢献活動にも熱心で、その意志は松本洋助社長に引き継がれています。

 


 

おいしさで・しあわせをつくる ダイショー

◆会社名: 株式会社ダイショー ダイショー東京本社

◆設立: 昭和4112

◆代表取締役社長 松本洋助

◆東証二部上場

本社:  福岡・東京

◆工場: 福岡第一・第二・茨城

◆味・塩こしょう、鍋スープなど

        調合調味料のトップメーカー

◆業績: 

(213月期) 単独        売上高  約148億 経常利益 約 7.0億

(22年3月期) 連結(予想)売上高 約160億 経常利益 約11.6憶

HPはこちら      http://www.daisho.co.jp/ 

創業以来42年間、一度も赤字を出した事がなく、不況下の平成22年3月期決算も増収増益見通し発表されるなど、堅実経営で安定成長を持続しています。味・塩こしょう、もつ鍋・キムチ鍋スープに見られるように、常に他社に先駆けた商品開発で新しい食の市場を創造し、着実に発展している福岡で生れた優良上場企業です。


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■歯の健康に情熱を燃す平井友成先生/前篇

七福神の育さんが尊敬する歯医者さん「平井友成先生」を紹介します。
平井先生は、日本歯科学会で幅広く活躍されているインプラント・審美歯科治療の若手ホープ。「見た目を綺麗にして美味しく食事する。しかも、一時的な見た目の美しさだけでなく、機能面でも優れ、長く使っていくことが出来る歯の治療」を追求し、歯周病の予防・治療、最先端治療技術の研さんに情熱を傾けていらっしゃいます。真面目で、研究熱心で、患者さん思いの優しい歯医者さん。それが平井友成先生なのです。
(2011/3/6 執筆)

■安心して治療できる平井歯科クリニック 
 
平井歯科クリニックスタッフ(前列左端が院長)平井先生は福岡天神の近くにある平井歯科クリニックの院長。
平井歯科クリニックは、歯周病・虫歯の一般歯科治療から矯正・審美歯科・インプラント等幅広い治療を行っています。特に、審美歯科・インプラントは先生の専門分野でその腕は定評があります。平井先生はじめスタッフのさんは、とても明るくて、やさしくて、治療は丁寧、しかも研究熱心です。歯の悪いところや治療方法をわかり易く説明し、歯の予防・ケアについても指導して下さるので安心です。それに、院内はいつも清潔で気持がいいですよ。

■最先端の治療技術の提供を目指して…
平井先生を中心にスタッフの皆さんは、最先端の治療技術が提供できるよう常に自己研讃に励んでいらっしゃいます。例えば、
【インプラント治療】
平井歯科クリニックのインプラント治療は、安全であることを最優先に考えておられて、院長先生の話によると、これまで手術中の事故といえるものはないそうで、安心して治療を受けていただけるようです。
インプラントとは、不幸にして歯を失ってしまった方への治療方法です。
通常ではブリッジや入れ歯にするところを、人工的な歯の根を植立することにより、自分の歯と同じように噛むことができるようになります。1~2本歯がない方では両隣の歯を削らずに済みますし、多くの歯を失った方では取り外し式の入れ歯にする必要がなくなります。
【審美歯科】
審美歯科」とは、「機能的回復」と同時に、「美しさ」といった見た目も重視して、精神的にも回復できる治療分野だそうです。平井先生は、「見た目を綺麗にして美味しく食事する。しかも、一時的な見た目の美しさだけでなく、機能面でも優れ、長く使っていくことが出来る歯」の治療が大切
だと考えて、患者さんの立場に立った診療・治療に一生懸命取り組んでいらっしゃいます。
【歯科用CTを導入】
JMM社製 PreVista Uni-3D 8X5 医療設備も充実しています。最近、より正確な診断と安全な治療を行うために、最新型歯科用CT(JMM社製 PreVista Uni-3D 8X5)を導入されました。平井先生のお話によると、それまでは治療前に外部に依頼をして撮影されておられましたが、院内に設置することにより、撮影費用も安価で、治療日数も短縮でき患者さんの負担軽減にもつながっただそうです。
CTはインプラント治療はもとより、その他の治療にも大活躍で、他の歯医者さんからの撮影依頼も受付ておられます。
【レザーを用いた治療方法】 
レーザーによる治療も取り入れておられます。
レーザーは「切開」「鎮痛」「消毒」「止血」「殺菌」などの作用があり、現代の治療において広い範囲で用いられているとのことです。
歯科では特に歯ぐきの治療に威力を発揮し、歯茎の腫れを落ち着かせる、歯ぐきの治療の後の回復を早める、歯ぐきが黒ずんでいる(いわゆるメラニン色素の沈着)部分を取り除く、口内炎を早く治すなど、レザー治療はいろいろな場面で活躍しているようです。
【細菌検査】
平井先生は歯周病専門医日本歯周病学会指導医に任命され、平井歯科クリニックはNPO日本歯周病学会の研修施設
に認定されました。  
平井歯科クリニックではお口の中の細菌検査も行っています。細菌検査を行うことで、歯周病のタイプ、深耕程度がはっきりわかるそうです。

これまでのレントゲン写真や歯周ポケット検査では歯周病の大まかな進行度しかわかりませんでしたが、お口の中に存在する細菌の種類や数を知ることにより、的確な診断ができるようになるんだそうです。
また、歯周病を心配していない10~20代の若い世代の方にも、
お口の中にいる細菌を知ることで、発症前の予防にもなるんだとか。
歯周病は約80%の人がかかっている国民病といわれています。
あなたのお口は大丈夫ですか?一度検査してみてはいかがでしょうか。



■研究熱心な勉強家!!平井友成先生のプロフィール
【略歴】 
 1991年 九州大学歯学部卒業
 1991~1996年 九州大学歯学部付属病院補綴科勤務
 1996~1999年 (医)水上歯科クリニック勤務(副院長)
 1999年 平井歯科クリニック 開設
 院長として現在に至る
【資格】   ●歯科医師   ●歯学博士 
【学会活動】 
  
●日本歯周病学会会員、歯周病専門医・指導医  
  ●日本口腔インプラント学会会員
 ●日本補綴歯科学会会員  ●日本顎咬合学会会員、認定医 
 ●ICOI 米国インプラント認定医  ●日本審美歯科協会会員
 ●九州臨床再生歯科研究会正会員・役員
 ●スタディーグループ歯水会メンバー
 ●近未来オステオインプラント学会会員、認定医
 
●福岡市歯科医師会成人歯科保健推進特別委員会・副委員長


■歯科学会でも幅広く活躍!!
      平井友成先生の最近の主な講演、研究発表
 国際歯科大会で講演する平井院長
 
●2011/1   CT講演会で講演/名古屋にて
 ●2011/1   歯界展望に論文掲載「生物学的幅経とどう向き合うか?」
 ●2010/10 第6回国際歯科大会で講演/横浜
 ●2010/6  日本顎咬合学会で講演/東京
 ●2010/2  ザ・クインテッセンスに論文掲載
        「自家歯牙移植を併用したインプラント治療の一症例」

 ●2009/12 歯水会研究会で研究発表/九州大学医学部100年講堂
 ●2009/2   日本口腔インプラント学会九州支部会で研究発表/福岡 

■平井歯科クリニックへのアクセス 

【HP】 http://www.hiraidental.com/ 【TEL】092-714-4618
【住所】     福岡県福岡市中央区今泉2-5-24 権藤ビル2F
        ●西鉄大牟田線 福岡(天神)駅南口から徒歩5分。
        ●国体道路沿い西に向かって左側
        西鉄バス「今泉1丁目」前
【診療時間】●平日 9:30~19:00     ●土曜日 9:30~13:30
        ●昼休み 13:30~15:00 ●休診日 日曜日・祝祭日
【診療科目】●インプラント ●審美歯科 ●矯正歯科 
        ●一般歯科  ●小児歯科 ●口腔外科 ●歯周病治療
平井歯科クリニック受付・待合室 
      静かな落ち着いた雰囲気の平井歯科クリニック受付ロビー

後編へ続くhttp://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-35.html
画像の一部は「平井歯科クリニック」様のHPより掲載しました。
http://www.hiraidental.com/index.html
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■歯の健康に情熱を燃す平井友成先生/後編

前篇よりhttp://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-34.html
■平井友成先生との出会い
治療中の平井院長 七福神の育さんが平井先生に最初に出会ったのは、福岡市と北九州の中間地点にある地元銀行の宗像ブロック長兼福間支店長として赴任して間もない1997年の事。朝、食事中に奥歯に詰めていた金塊がポロリと取れてしまい、仕事の合間に、上手な歯医者さんと街で評判の【水上歯科クリニック】へ駆け込みました。そこで診て下さったのが平井先生。若くておとなしそうな先生で、最初、「この先生、大丈夫かいな?」と不安がよぎったのですが、診察を受け治療を続けるうちにその不安は払しょくされました。
平井先生は、歯の悪い部所とこれから施す治療方法をわかり易く説明してくださって、治療も丁寧で痛くなく、しかも5回の通院で治療は終わり大助かりでした。
「美味しく食事するためには、歯の噛み合わせを良くすることも大事なんです。」と話されたのを覚えていますが、さすがに治療後は歯の噛み合わせ具合もよく、「若いにしては上手いな!」と感心したものです。

■開業したいと支店に相談に来られて
それから1年位して別の歯が痛くなり、また、平井先生のお世話になりました。虫歯ということでしたが、相変わらず丁寧な治療で、数回の通院ですみました。「忙しいと思いますが、歯と歯ぐきの健康を維持するには6ヶ月に1回ぐらいは歯の定期検査をされたがいいですよ」とアドバイスもありました。
それからしばらくして、平井先生が「支店長、ご相談があるんですが…」と銀行に尋ねてこられました。応接室にお通ししてお話をお聞きすると、「実はいつかは開業したいと思っていたのですが、今、福岡天神の近くにいい物件があってどうしようかと思っているんてスが…。いろいろと教えていただけませんか?」とのことでした。

■「腕」と「直向な努力」「正直で真面目な人柄」に打たれて
【頼られたら一肌脱ぐのが男なり】が信条の七福神の育さんの事。
「わかりました。私でお役に立てるのなら…」と言って平井先生の事業計画を語っていただきましたが、肝心の開業の為の資金計画についてお尋ねすると、「開業を夢見て、勤めだしてから貯金はしてきましたが、まだ数年しか経っておらず十分な貯えはありません。年老いた両親に大学にまで行かせてもらったのにこれ以上の負担はかけるわけにはいきません。だから、銀行から融資を受けるしか方法はないんですが…」とのこと。
銀行が融資をする時は、家や土地を担保にとって、資力のあるご両親や奥さん、身内の人に保証人になってもらうのが通常なのですが、平井先生の場合は、当時独身で、ご両親も高齢、担保になりそうな不動産(建物・宅地)もなく、融資するにはちょっと難しい案件でした。
でも、平井先生の「腕」と「地域医療にかける直向な努力」、そして何よりも、「正直で真面目な人柄」に感心していた七福神の育さんは、「何とかお役に立ちたい…」と骨折ってみることにしました。こんな真面目で研究熱心なお医者さんこそ日本には必要だと思ったんです。

■事業計画の妥当性と人物面が認められ審査パス
平井歯科クリニック診察室 【やると決めたらすぐに動く】のが七福神の育さんの真骨頂。
七福神の育さんは、平井先生におおよその事業計画と開業に必要な設備・資金をお尋ねし、早速、物件を見に行き市場調査に取り掛かりました。調査の結果、何とかいけそうです。平井先生の「腕」と「地域医療にかける直向な努力」がある限りこの事業は成功すると確信したのでした。地域の患者さんの為にも、苦学してお医者さんになられた若い先生の夢を実現させる為にも何とか支援しなければ…との強い思いにかられ、返済に無理のかからないような融資の組み立てを考えてアドバイスしました。
後は、本部(審査部)決裁をどうしてとるかだけでした。当時はバブルがはじけていた頃で本部の融資審査は厳しくなっていましたが、事業計画の妥当性と先生の真面目な人柄と仕事熱心さをアピールし、担保力や保証人資力は弱いものの、事業計画はしっかりしており、借入金返済にはなんら懸念(将来、不良債権になる恐れ)のないことを訴えて、何とか決裁を得ることができました。
ついでに申しますと、銀行が融資する条件は、担保も必要ですが、その前に、「その事業が成り立つかどうか(事業計画の妥当性)」と「その人物が真面目に仕事をし、約束を守ってくれる信用のおける人物かどうか」だというのが七福神の育さんの一貫した融資姿勢でした。その姿勢を貫いた結果、銀行の支店長在任中、1件の不良債権も出さずに済みました。どうみても事業計画に無理があって融資はできなかったお取引先からも、事業計画に対しての率直なアドバイスは喜ばれ、かえって感謝されもしました。

■本気でやれば怖くない。だれかが助けてくれる
錦江湾・桜島の朝日 人間本気でやれば、誰かが助けてくれるものです。七福神の育さんは、38歳で支店長になったばかりの頃、あるセミナーで後藤静香の「本気」という詩に出会いました。以来、事あるごとにこの詩を思い出し、何度もこの詩に助けられてきました。 http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-6.html
運送業者のトラック置場の土地購入・建物建築資金5億や流通業者の土地購入・店舗建築資金10億の大型融資案件に、担当者を伴って休み返上で現地調査と市場調査を行い、事業計画書をトコトン点検してGOサインを出し、相談を受けてからわずか1週間で本部決裁をとり付け融資実行にこぎつけ取引先に大変感謝された事もありました。平井先生の案件はそんな大型の案件ではありませんでしたが、本部の融資審査スタッフもよく理解してくれて、七福神の育さんの銀行支店長時代の心に残るいい仕事の一つになりました。

■久しぶりに平井歯科クリニックで治療を受けて
一昨年、久しぶりに平井先生の治療を受けに行くと先生も大変喜ばれました。
開業後、クリニックも順調にいっているようで嬉しかったですね。先生は日本歯周病学会指導医に任命され、平井歯科クリニックはNPO日本歯周病学会の研修施設に認定されていました。
先生の研究熱心さと最新治療技術への挑戦意欲はますます盛んで頼もしかったですね。先生のニコッとした笑顔、律儀さと真面目さは昔のままで、スタッフの人もみな先生に似て、明るく親切で感じがとても良かったですね。
先生はあの時の事をとても感謝されており、「お陰さまであの時借りたお金も毎月欠かさずちゃんと返済できております。もう少しで完済できそうです」と嬉しそうにお話してくださいました。
ジーンときましたね。「やっぱり目に狂いはなかった。俺もいい仕事をしたんだなぁ。お役に立てて良かった…」と七福神の育さん、しばし喜びに浸っていました。銀行員としての誇りを感じた瞬間!。平井先生いい思い出をありがとうございました。
今後もスタッフの皆さんと一緒になって最新治療技術の研鑚・研究に励み、真に患者さんの立場にたった歯科医療を貫いて下さい。
期待しているんですよ。今後ますますのご発展とご活躍をお祈りしています。

■七福神の育さんの兄弟みんな歯のコンクールで入賞
七福神の育さんは男3人・女5人の八人兄弟の末っ子。昔は小学校で虫歯予防デーの季節には「歯のコンクール」があって、兄弟全員が表彰を受けていました。両親とも歯は丈夫で、母は93歳で長寿を全うするまで自分の歯で食べてました。
七福神の育さんは虫歯になった歯にかぶせてはいますが丈夫で、梅干しの種を歯でガリっと割って中の実を食べたり、エビは殻ごと食べていますよ。それに歯ぐきが綺麗と友人に羨ましがられたりします。
小さい頃はろくに歯磨きもしませんでしたが、一週間に一度は塩で歯と歯ぐきをごしごし血が出るくらい磨かされていました。サンマやイワシの骨は囲炉裏で焼いて食べさせられましたね
。今も続けていますよ。「カルシウムをとって、歯ぐきを鍛えないと歯がつよくならん。歯が強ければ胃腸も強くなる」が父の口癖でした。お陰で胃腸もつよくて、たいがいなものを食べてもお腹壊しません。父の教えが正しかったかはどうかわかりませんが…。やっぱりDNAなんですかね。両親に感謝しなくチャ。
でも、安心はしておられませんので、これからは6ヶ月に1回は診てもらおうと思っています。先日、平井歯科クリニックより定期健診のおススメのハガキもきたことですし…。アフターケァが大事ですよね。

(2011/3/11  執筆)
前篇はこちら⇒ http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-34.html
画像の一部は「平井歯科クリニック」様のHPより掲載しました。
http://www.hiraidental.com/index.html
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■初ちゃん紺綬褒章を受章

七福神の育さんが尊敬してやまない"はっちゃん" (本名:岩本初恵さん。福岡県那珂川町に本社のある株式会社HRKの代表取締役。唐津大使)が1月30日、天皇陛下より「紺綬褒章」を受賞されました。
"はっちゃん"の青少年教育や働く女性の地位向上、地域活性化へのひた向きな情熱と献身的な社会貢献活動が評価され今回の受賞となったものです。また、"はっちゃん"は、福岡県更生保護協会から委嘱を受けて同協会の理事に就任されています。
受刑者の立ち直り支援を応援、岩本さんに紺綬褒章
1月31日西日本新聞朝刊 1月31日の西日本新聞朝刊は、"はっちゃん"の受賞を表題の見出しで次のように伝えています。
【保護観察中の少年や元受刑者の立ち直り支援に貢献したとして、紺綬褒章を受賞した那珂川町の会社社長、岩本初恵さん(51)への伝達式が福岡市中央区の福岡保護観察所であった。岩本さんは近所の保護司との出合いをきっかけに昨年、元受刑者の支援などに取り込む「福岡県更生保護協会」に500万円を寄付した
岩本さんは「少しでも犯罪抑止に取り組む人の力になれたらうれしい」と語っていた。
誰にでも  "パワーと元気"を注入してくれる"はっちゃん"
七福神の育さんは、3年前に出会ってからお会いする度に、"はっちゃん"の経営や仕事に対する考え方は勿論ですが、そのエネルギッシュなパワーと実行力(行動力)、情報発信力、そして何よりも、常に感謝の気持で人を大事にし、明るく前向きに突き進む姿勢に感動、今ではすっかり"はっちゃん"ファンになっています
七福神の育さんがこれまでに出会った大勢の各界トップの中でも、"はっちゃん"は間違いなくベスト5に数えられる21世紀型の秀でた経営者であり、日本の明日を元気にしてくれるリーダーだと確信しています。
七福神の育さんが出会った最も印象に残るトップ5
ちなみに、七福神の育さんに強く影響を与えた福岡のトップ5とは、
"曲がったことが大嫌い"で、正々堂々の経営姿勢を貫き若い人材を育てて、西銀を日本一の相互銀行に導き、当時、例のなかった相互銀行から普通銀行転換を他行に先駆けて成し遂げた故・市川慶三氏(西日本銀行頭取)、 "徹底した無駄の削減の一方で、活きた金は惜しみなく使い、" 調合調味料の日本一企業に育てた故・金澤俊輔氏(株式会社ダイショー創業者)http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-7.html  "至誠一貫、正受不受の信念"で"仕事と自分に厳しく、人に優しく"を生涯貫き通し、"仏の勇行さん"と先輩・部下に慕われ福岡県警のトップとして腕をふるった故・宮崎勇行氏(警視長=ノンキャリアのトップ) http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-40.html   "中学卒業後、丁稚奉公に出て修業し家業を継いだ後、八女の星野茶を全国ブランドに仕立て上げ、過疎地域(星野村)の活性化に取り組んだ木屋宏氏(株式会社木屋芳友園会長)  http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-14.html  です。
"はっちゃん"のプロフィール
岩本初恵(いわもとはつえ1961/3/23生れ)佐賀県唐津市肥前町出身。
経営者(株式会社HRKの代表取締役)、ラジオパーソナリティー、作家、トータルライフアドバイザー、唐津大使。
会社経営の傍ら、パーソナリティーとして全国9局でラジオの人気番組「岩本初恵の幸せを連れてくる言葉」を受け持ち、全国誌でも連載コーナーを務めるなど女性を元気にする言葉を発信中。ラジオの視聴率は何と8%を超えるほどの人気番組だそうです。 テレビの出演依頼や学校や企業、地方公共団体など各方面からの講演依頼も多く、今や小学生からシルバー層、主婦、経営者・・・と、全国に"はっちゃんファン"は広がっています。
0000002035[1] また、自らの経験をもとに健康になる為のヒントを綴られた『第二の人生』は、発刊から13年間大好評で100万部を超えるベストセラー。幅広い年代層に元気を与えています。その他、不安なく生きるためのコツがつまった『生きる参考書』をはじめ、『天国からの参考書』『心の美人道』『美と健康のレシピ』などを出版し、 いずれもベストセラーとなり、老若男女を問わず、全国の人々に元気と勇気を与え続けています。
0000002031[1] 昨年、自社(HRK)の無料社員食堂のレシピ本『HRKのしあわせ社員食堂』が発刊されてメディアでも紹介され、各地の経営者の間でも話題を呼び、大手企業の社長さんまでもが会社見学にやって来られるほどだそうです。 
私生活では、2人の子供さんのよきお母さん、4人のお孫さんのよきおばあちゃんで、多くの女性のカリスマ的存在です。50歳を超えるとは到底思えないような若さと美貌の持ち主で、初じめてお会いされた方々はまずびっくりされます。
でも、 "愛しとぉーと" と博多弁丸出しの気さくな女性なんですよ。
それじゃ、七福神の育さんが訪れて見た、"はっちゃんの会社"をちょっとだけご紹介しましょう。
詳しくは、岩本初恵さんのオフィシャルプログをクリック
    ⇒ http://ameblo.jp/hatsueiwamoto/
呼子の漁師だったお父さんの教えを志として起業
『全女性が元気になれば、日本の国は栄える。日本の国を元気にするのは、たくさんの税金を払える企業にあり』との今は亡きお父さんの数々の言葉を実践して社会のお役に立ちたいと、平成10年、通信販売の株式会社HRKを設立。社員第一、顧客第一主義の堅実経営で社業も順調に成長を続け、今や日本で最も元気のある企業として拡大成長中。
"お客さまに感謝。お取引先に感謝。地域に感謝"が会社のモットーで、徹底したホスピタリティの精神が、全社員にに沁み渡り、仕事の隅々まで心憎いばかりに行きわたっています。
自分が今あるのは生れ育った唐津の人・海・山・川・文化・歴史のお陰。ふるさと唐津に恩返しがしたいと、現在、300名規模の工場建設が唐津で進行中。来春にはオープンする予定で、佐賀県と唐津市は、地域の活性化と大型雇用確保に大きく期待を寄せています。
キッズルームや600㌔カロリーの社員食堂で子育て支援 も
社内に幼児を無料で預かるキッズルームや社員の健康増進の為に地域の食材を使って600キロカロリーに抑えた無料社員食堂を設置するなど子育て支援・男女共同参画推進企業として福岡県等からも高く評価され、全国各地の経営者やメディア関係者の間で話題になっています。
 この社員食堂のランチは365日日替わりメニュー。食材の数も色も豊富でヘルシー。ご飯も雑穀米ですがすごく美味しいんです。七福神の育さん、ご馳走になる時は毎回お代わりをして二杯食べています。それでも、夜、恐る恐る体重計に乗っても体重が増えていないから不思議です。
東日本大震災では、生活物資と多額の義捐金でお見舞い
先の東日本大震災・福島原発事故発生時には、自社倉庫にあった自社商品(衣類や健康食品類)を全部トラックに積み込んで、いち早く、多額の義捐金と一緒に被災地に届けてNHKニュースでも紹介されました。 
トラックが出発した後で、空っぽになった倉庫を見て、注文を受けていた商品までがひとつもなくなったことに気付き、お客さまに納品を待ってもらう羽目になってしまったとか・・・。でも、クレームは一つもなかったそうです。それだけ、お客様の信頼が厚いということでしょうか・・・。
この後は、岩本初恵さんののオフィシャルプログで
     ⇒ http://ameblo.jp/hatsueiwamoto/
紺綬褒章を手に岩本初恵さん 
   紺綬褒章を受ける岩本初恵さん 2013.1.30 
紺綬褒章を受ける岩本初恵さん   
   紺綬褒章を手に喜びの岩本初恵さん 2013.1.30
     ※画像をクリックすると大きくなります。
画像の一部は、1/31西日本新聞朝刊及びHRKのHPよりコピー掲載しました。 (鹿児島・山口・福岡応援団 / 地域交流飛翔会 / 新留育郎)

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■夢をカタチに福岡にオーガニックコットンの店


七福神の育さんの知り合いのM.Yさん(知人のご令嬢)が、学生時代から膨らませてきた夢をカタチにしたいと
”オーガニックコットン”のお店confy2コンフィ)を思い立たちました。開店に向けて、一人で一生懸命に飾り付けをされている姿を会社の往き帰りにみるにつけ、七福神の育さんのいつもの癖が出て、つい応援してみたくなりました。

■オーガニックコットンとは
綿の花 オーガニック・コットン(有機栽培綿)とは、3年間農薬や化学肥料を使わないで栽培された農地で、農薬や化学肥料を使わないで生産された綿花のことです。その綿花を使って、製造全工程を通じて、化学薬品による環境負荷を最小限に減らして製造したものを、オーガニック・コットン製品といいます


■世界の綿花の生産高と輸出高
綿花の2008年の生産高は中国が第一位でインド、アメリカが続いています綿の実
・中国   7947千トン ・インド    5008千トン
・アメリカ 2838千トン ・パキスタン 2047千トン
・ブラジルとウズベキスタン     各1089千トン
輸出は、
・アメリカ      2613千トン  ・インド 71千トン
・ウズベキスタン 784千トン 
(USDA世界の農業生産、世界の貿易調査より)
アメリカ、インドの綿花は高品質と全般的には評価されています。
confy2コンフィ) のオーガニックコットン製品は、そのアメリカ産とインド産の綿花が使われているそうです。

■オーガニックコットンの普及を通して、
 心地よい生活、地球環境の保全にも役立ちたい・・・
学校卒業後もそのまま東京生活を続けながら、「私たちが21世紀に守るべきものは何か、21世紀にしなければならcomfy商品1 ないことは何なのだろうか?」「何か社会の人々に役に立つような仕事はないのだろうか?」と考えながら探し求めていた店長のM.Yさん。ついに、「これだ! これなら私にもできる!」と見つけたのがオーガニックコットンでした。
お肌にやさしいオーガニックコットン製品を広めることによって、赤ちゃんからお年寄りに至る全ての人に体も心も心地よい健康的な生活を楽しんでもらえる
また、無農薬・有機栽培と環境負荷を最小限にする製造工程を通して製品化されるオーガニックコットン製品は地球環境の保全にも大きく寄与するのではと考えたられたそうです。

■両親に熱き思いを伝え、
いよいよ福岡でお店を開店 !! 
開店準備に忙しい店長さん  早速、福岡の両親に自分の考えを真剣にお話され、その熱意が両親にも伝わって、M.Yさんの夢がカタチになり、8月30日confy2コンフィ)開店の運びになったのでした。ビルの1階のコーナーにある ちっちゃなお店」ですが、ここを出発点にして大きく翔たいて欲しいものです。
七福神の育さんはきっとそうなると確信しています。なぜって?
昨日、仕事の帰りにお店の前を通りかかり、開店準備中のお店に入って商品を手に触れさせてもらいました。肌触りがよくて、「やっぱりいいものはいい」って感じ。また、開店準備に向けてM.Yさんとお父さんが仲良く、「ああでもない、こうでもないと」いろいろと工夫しながら、一生懸命にお店の飾り付けをなさっていらっしゃる姿をみていると、手作りの「温かさ」と「優しさ」が伝わって来たからです。
商売って、"ハート"と消費者の側にたった"おもてなしの心"が大切。
「夢をカタチに」、ゼロからのスタートです。頑張ってください。
Yes,You Can!

■8月30日オープン!  confy2(コンフィ)
お肌に優しいオーガニックコットンのお店
confy2(コンフィ)はそのオーガニックコットン製品のお店です。 
comfy商品2 無農薬、有機栽培で育てられたオーガニックコットンを、日本で製品にして無染色で仕上げた優しい肌触りの商品
たちをそろえています。
 ◎ベビー服(子供服) ◎下着やタオル、靴下     
 ◎スタイ(よだれかけ)&ベビー小物  
 ◎レディス用衣服、布ナプキン、パジャマ・・・
赤ちゃんから敏感肌、化学物質過敏症の方、フェアトレード、アトピー、アレルギーの方にもお薦めとのことでした。
早速、知人にconfy2(コンフィ)のNew Openの紹介をしたら、実は孫がアトピーでオーガニックコットンを重宝してるんですよとか。


■開店日の朝の店内風景  

開店準備に忙しい店長さん2 開店当日の朝 開店当日店内1      
開店当日店内2 開店当日店内6 開店当日店内4


■お店はこちら comfy2案内地図

福岡市天神の中心地。
福岡中央郵便局の東隣にある
日本銀行の真裏にあります。
福岡市中央区天神4-2-36
     天神第一ビル1階
電話 092-741-7505
ホームページはこちら⇒
http://comfy2.com/

■若い人たちが夢を追いかけながら、心地よい生活と
 地球環境に一生懸命取り組んでいる姿っていいですね。
 日本もまだまだ捨てたもんじゃない!!拍手を送りま~す。confy2店内風景7 

 嬉しいな       生きている   
 本が読めて  字がかける
 嬉しいな        生きている
 まだまだいい事がたくさんできる
 嬉しいな  可愛いものがいっぱい
 可愛がってくれる人もいっぱい
 
(詩集 後藤静香著 「権威」より)


写真の一部は、comfy2と学習塾ノックスのHPより掲載しました。

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テーマ : 地球環境を考えよう!!
ジャンル : 福祉・ボランティア

■赤間病院で大腸がん検査を受けました/後篇

ナースセンター  地域医療に
【本気】で取り組む赤間病院
病院を訪れると、地域の皆さんの健康を守るために、先生・看護師・職員の皆さんが、「本気で」それこそ「一生懸命に」取り組んでいらっしゃる様子が伝わってきて、応援したくなる病院でした。以下、七福神の育さんが、大腸内視鏡検査で訪れた2日間で、この目で見て、肌で感じたことをそのままご紹介します。


■医療法人「光洋会赤間病院」の目指すところ

【経営理念】
健康を守る様々な活動を通して、地域の方々に必要とされ信頼感を得て社会貢献する事の出来る病院を目指します。

 【看護理念】
私達はいつも優しい心で患者様に寄り添い、科学的根拠に基いた質の高い看護、介護サービスの提供に努めます。


どこの会社や病院でも、立派な理念を掲げていますが、掛け声だけでなかなか実践されていない所が多いようです。でも、「この病院だけは違うな。本物だ」と直感しました。
七福神の育さんの好奇心が頭をもたげ、院内の様子をそっと観察してみると
先生・看護師・職員さん方は、患者さんの目線にたって気配りと思いやりの精神で接しておられ、一方では、患者さんとの接し方や予防・治療に関する知識・技術の向上、地域との共生に、真剣に取り組んで入らっしゃる姿が伝わってきました。


■最初の(財)日本医療機能評価機構認定病院

「病院の質を評価する病院機能評価」において基準を達成していることが認められ、2002年に宗像地区第一号の認定病院に指定されています。2007年にはさらに厳しい認定基準をクリヤーし引き続き認定病院の資格を保持しています。


■創意工夫~赤間病院の皆さんの取り組み~
◆静かで落ち着ける、癒しの院内環境
  待ち時間を感じさせないコミュニケーション広場

全体的に落ち着いた色調の広いロビーと診察待合室。大型テレビが2ケ所設置してあり、日本の名山・滝・城等の風景や名所、世界遺産、小川のせせらぎ、小鳥ののさえずり等の画像とバックミュージックが気持ちを和らげてくれます。
窓の外には、ちょっとした庭園があり、窓越の新緑、木漏れ日が心を癒してくれます。

1階のロビー・診察待合室はコミュ二ケーション広場として活用され、壁には、健康・医療情報だけではなく興味を引く情報が、ジャンル別に、大きな文字で、分かり易く、整然と掲示されています。
また、周囲の散策マップや旧唐津街道「赤間宿」の案内チラシ、市・県の広報だより等をロビーに設置し地域情報を提供。それらを見ていると診察・治療・会計の待ち時間を感じません。


◆情報公開で、患者さんとの信頼関係を深める

病院に勤務される先生方の個人情報を含めた院内情報を、ビデオや掲示板で積極的に情報公開し、患者さんや地域と病院のコミュニケーションを図り、安心・安全の信頼関係を深める努力をされています。 また、HPや広報誌「こうよう」でも最新のタイムリーな情報を発信しています。
 
 

◆隅々まで掃除の行き届いた、清潔な院内・施設

院内は隅々まで掃除が行き届き、床はきれいに磨かれて気持ちがいいですよ。トイレは、毎日定刻にきちんと消毒点検がなされ清潔に保たれていました。(他の病院や量販店のトイレでも消毒点検カードは掲示されていますが、形式的で雑なのをよく見かけますが、ここの消毒点検カードは、丁寧に確実に記入されていて、こんな所にもひとつ一つを見逃さない真剣さが読みとれました)


◆いたわりと思いやりの感じられる応対

受付嬢は気持ちのいい挨拶とテキパキと気のきいた応対ぶり。先生・職員の皆さんは、患者さんト目が合うと、わけ隔てなく、目礼したり、そっと声をかけたりして気配りをされて、やさしさと温もりが感じられます。


◆患者さんの苦言から逃げずに前向き対応

ロビーにご意見箱を設置して来院者の声を収集。寄せられた意見のうち苦情や提案については、掲示板で回答し、考え方と対策を明示し双方向で改善を図っています(耳に痛い話にふたをせず、真摯に受け止め、堂々と公開する姿勢がうかがえます)


■地域と共に歩む
   ~医療通じて、地域密着・地域貢献に取り組む~

◎広報誌「こうよう」の発行
病院の各セクションの活動状況・研究発表や最新ニュース、健康セミナーのお知らせ等が、大きな文字で簡潔にまとめられていて読みやすいですよ。先生や看護師さんが撮影された表紙の風景写真には、美しいと感動したことを療養中の皆さんと共有したいとのやさしい心が伝わってきて温もりを感じます。(3月号は看護師の今土さんの「春の開聞岳」、4月号は三宅陽副院長の「春の唐津湾」)。何といっても、「手づくり」なのがいいです!!毎月一回発行。


◎全職員研究発表会~自己啓発~  介護計画会議
各セクションごとに研究テーマを決めて、部員全員で調査・分析・研究し、研究発表会を開催し、その内容を院内のロビーの壁に掲示しています。これも、大きい文字やグラフを使い、簡潔にまとめられていて、とてもわかりやすく、診察や会計の合間に読むと待ち時間も感じません。しばし、病気のことも忘れてしまい、気分もよくなりそう!!例えば、
【栄養管理科】当院における食形態の現状について
【リハビリテーション科】当院のリハビリ患者の現状について
【薬剤科・検査科】分離菌の感受性と抗菌剤の適正使用について
【看護部】アロマを用いた芳香療法による疾痛緩和について 
【看護部(介護)】カテキン類濃度による皮膚トラブルへの効果の比較
【放射線科】画像診断について(大腸)
【事務部】外来患者数の推移と地域分析(人口・高齢化比率) 
事務関係者も参加されているのが素晴らしいですね。


◎予防・治療・健康セミナーの開催
毎月、院内の会議室でその時期に合わせたテーマで、専門の先生による参加自由・無料の健康セミナーを開催しています。例えば、
・3月27日(土)15時より 「煙草をやめられないあなたへ」
・4月17日(土)15時より 「転倒予防のコツ」


◎地球温暖化防止【チャレンジ25キャンペーン」に挑戦
1990年比で温室効果ガス排出量25%削減のための国民運動にいち早く参加登録し、地球温暖化防止に、病院上げて全員で取り組んでいます。この活動が環境庁からも評価され、去る3月25日の西日本新聞で紹介されてました。


◎誰でも読めて借りれる文庫を設置
一階ロビーのコーナーに本棚が置いてあり、健康・医療関係の本だけでなく趣味・娯楽、文学図書が並んでいて、誰でも自由に本が読めて貸出しもOK。でも、新しい本や冊数が少ないですね。


【七福神の育さんの体験談】銀行のコミュニティ文庫
25年前、育さんは、地域とのコミュニケーションを深め交流を図るため、銀行のロビーにコミュニティ文庫を開設。来店客に家庭で眠っている本の寄贈を呼び掛けたところ、1ヶ月で500冊が集まり、ある社長さんは、「支店長、新しい本もないといかんね」と20冊の新刊図書を寄贈して下さいました。
そのうち、この試みが何度か新聞にも取り上げられ(右の写真)、各地から宅配便で送られてきて1000冊にもなりました。これが口コミで広がり、各地の銀行や警察のロビーに、こうしたコミュニティ文庫が設置されるようになりました。
本の貸出しは自由。貸出管理簿は面倒なので無くしましたが、大半が返却されましたよ。中には戻ってこない本もありましたが、借りた人が手元に置いて読んでくれていると思えばむしろ嬉しいですよね。


■赤間病院の概要
病院は福岡市と北九州市の中間に位置する宗像市にあります。この地区は、江戸時代は、旧唐津街道の「赤間の宿」があったところで、出光興産の創業者「出光佐三」がすぐ近くで生れています。周囲は、城山登山コースや史跡探訪コースもあり、自然いっぱいの緑豊かな環境です。
赤間病院のHPはこちら  http://www.akama-hp.or.jp/

赤間病院ロビー  

赤間病院のみなさん、ありがとうございました。
いつまでも、地域に愛され親しまれる病院であってほしいですね。
自己啓発には、【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだらという本も参考になりますよ。岩崎夏海 (著) 
 画像の一部は赤間病院のHPよりコピーしました。 
(鹿児島・山口・福岡応援団 / 地域交流飛翔会 / 新留育郎)

テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

■赤間病院で大腸がん検査を受けました/前篇

昨年11月、会社の定期健康診断で大腸がん再検診の通知を受けた七福神の育さん。別に自覚症状もなかったので、「まあ大丈夫だろう」と自分に言い聞かせ、ほったらかしにしていました。実は検査結果が怖かったんです。看護師さんに下半身を見られるのも恥ずかしいし、その上、先輩・同僚からは、「大腸内視鏡検査は下剤入り水を2リットルも飲まなきゃならないし大変だぞ」と聞かさて躊躇してたんです。でも、段々心配になってきて、覚悟を決め、掛り付けの病院に相談することにしました。 

◆掛り付けの医療法人・光洋会赤間病院に電話
3月4日(木)13時 勝手に主治医と決めこんでいる三宅陽副院長に診てもらおうと、福岡市の郊外の宗像市にある【赤間病院】に電話。(転職してここ2年は、会社指定の総合検診センターで定期健診を受けていますが、それまでは、赤間病院で約10年間人間ドックのお世話になっていたんです)


◆明るく感じのいい受付と
  待ち時間を感じさせない広いロビー・待合室
3月6日(土)10時 赤間病院の受付に健康保険証を差し出す。「おはようございます。新留様、今日は大腸検査の件で副院長にご相談ですね。お掛けになってお待ち下さい」と48番の番号札を渡される。受付嬢の明るく感じのいい応対に気分も晴れる。(名前を呼ばれ、来院目的がちゃんと伝わっているのがGOOD!!)。診察待合室は患者さんがいっぱいで、30~40分はかかりそう。ロビーと待合室の壁には、地域のイベント情報や健康・病気予防に関する情報、病院の研究発表レポート、セミナー開催のお知らせなどが掲示してあって、それを読んでいるうちに時間が経ってしまう。大きな文字で簡潔にまとめてあり、初老の私にも読みやすくてよくわかる。読む人の視点に立った気配りが嬉しい!!



 ◆副院長のユーモアと
   看護師さんの丁寧な説明に不安和らぐ
赤間病院の三宅副院長
同日10時35分 「48番の方」と呼ばれて診察室に入る。「久しぶりですね。どうしましたぁ」と癒し系の三宅陽副院長。再検診の通知書と過去5年間の健康診断個人報告書を先生にお見せし事情を説明。「便潜血ですか?以前の検査でもたまにありましたよね。硬便の時はそんなこともありますから、まぁ大丈夫でしょう」「大腸の内視鏡検査いやですよね。誰でも嫌がりますもんね…。でも、一度はやっときましょうよ。安心しますよ。今は技術も進んでいますから昔みたいにそんなに苦痛はありませんよ」とユーモアたっぷりに、こちらの身になってやさしく諭してくださる。できれば検査受けたくないと敬遠していた私も、先生の言葉にほっと安心、力づけられて、その場で素直に「お願いします」。

「心配しないでいいですよ。検査は半日で終わりますから」。素直で気さくな女看護師さんから、◎ どのような方法で検査を行うのか ◎ 検査の危険性、および注意事項  ◎二日前からの下剤等薬の使用法と食事 について解り易く説明があり、七福神の育さんの質問にもテキパキと正直に答えて下さり、不安も和らぎました。内視鏡検査の同意書にサインして、処方箋と薬をもらって帰えりました。


ビール3本分と思ったら、
 2リットルの水も、思ったより苦にならない 

【内視鏡検査の事前準備】 大腸の内視鏡検査を行うには、大腸の中を空にしなければなりません。その方法として、「下剤を自宅で服用する場合」と「検査日に病院に行ってから服用する場合」があるようです。七福神の育さんは「自宅で服用」することにしました。その方が検査当日に時間をとらないし、うまくいけば午前中に検査が終わるからです。

◆3月7日(土)夜・3月8日(日)3回 消化促進剤、下剤等の薬を、処方箋を見ながら、看護師さんから言われた通りに飲む

◆3月8日(日) 朝・昼・晩の食事は普通どおりだが、消化の悪い肉類は避ける。21時より水以外絶食。

◆3月9日(月)6時~ 指示された粉状の薬剤を2リットルの水に溶かし、10分ごとに2時間かけて飲む。お腹がグルグルしてきて、トイレに数回駆け込む。病院は10時に予約していたので、余裕をみて9時に家を出る。
一度に2リットル飲むのは苦痛だと思うでしょうが、2時間かけて飲むので、ビール大瓶3本飲むと思えば苦にはならなかったですね。ちょっとポカリススエットみたいな味がして、胃透視のバリュームよりは飲みやすかったですよ。


◆いよいよ大腸内視鏡検査!!
  看護師さんの魔法の一言で緊張と不安が解消

◆3月9日(月)9時半 病院受付に行くと、「おはようございます」と気持ちの良い挨拶。すぐに担当の看護師さんが来られて検査控室に案内される。連携がよくとれている。看護師さんから今日の予定説明と簡単な問診があり、検査着に着替え待機。部屋はきれいに整理され、テレビや雑誌もあってくつろげる。

お腹がまたグルグル鳴り出してトイレに駆け込む。シャーとほとんど水状態で排泄。看護師さんから、「トイレに行ったら便の状態を確認するので用がすんだら水を流さずにその場で呼んで下さいね」と言われていたのでトイレの呼び鈴を押す。看護師さんがすぐにやってきて、便器の排泄物を確認し、「黄色い水状だから、もう検査ができますよ」と教えてくれる。


◆同日10時 検査室に入る。検査室には、やさしそうな担当医の先生と感じのいい女看護師さんが二人。早速、先生から、◎ どのような病気を疑い ◎ どのような方法で検査を行うのか、要領よく、真剣に説明していただく。

先生が検査の準備をしておられる間に、側の看護師さんが、「この先生は上手なんですよ。丁寧にやさしく扱われる先生ですよ。少しでも痛いと感じたらすぐに言って下さいね」とこそっと耳打ちしてくれる。看護師さんのこの一言で不安と緊張が一気に解けました。この一言って魔法の言葉ですよね。例え、下手な先生であったとしても、「うまい先生」と聞かされると安心しますよね。(いいえ、実際、担当医の先生はホントに上手でしたよ)



◆検査は、思ったより簡単、痛さも苦にならず 内視鏡検査
◆同日10時10分 診察台の上に横になる。パンツを脱ごうとしたら、「パンツは脱がなくていいですよ」。最後まで気になっていた恥ずかしさもこれで吹っ飛んで気楽になりました。そういえば、パンツは後ろに大きな穴が開いてたっけ。

先生が、「最初だけ少し我慢してください。後は、楽ですからね。」といって、先端に小型カメラ (CCD) のついた太さ1cm程の細長い管を肛門より挿入。 「うっ!!」」 瞬間少し痛みが走る。先生はビデオのに映し出された画像を示しながら、「痛かったですね。もう大丈夫ですよ。今からカメラを小腸の入口まで送り込みます。ゆっくり挿入していきますから、痛かったらすぐ言ってください」。ホント、痛みも異物感もあまりない。看護師さんがずっと手を握って、脈拍をとってくれているので心強いやっぱり天使だ!!


「痛っ!!」少し痛みが走る。「大丈夫ですか? 今、大腸が90度曲がっているところにカメラがさしかかっているので、痛かったですね」先生が手を止めて気遣って下さる。そこで仰向けにされて、もう一人の看護師さんがお腹を軽く押さえさすってくれると不思議と痛みが消える。「腸のねじれがよくなったですね。もう大丈夫です。さぁ、また始めますよ」。今度は痛みもなくスムーズに管が入っていく。

「大腸と小腸の境目にカメラがつきました。今からカメラを抜きながら検査をしていきます。画像を見ていてください」。初めて見る自分の大腸の色のきれいさに感動!!。先生は、「ここも問題ないですね」と腸内の画像に説明を加えながら検査を入念に丁寧に進めていかれる。挿入から終了まで約10分。あっという間に検査無事終了。

先生に、
「特に異常はありませんでしたよ。大丈夫です」
と嬉しそうに告げられ、思わず「ありがとうございました」。やっぱり先生は、看護師さんの言うとおりお上手でした。検査を見守ってくれた二人の看護師さんも「よかったですね。お疲れさんでした」といたわりの言葉。女神に見えました。すごく嬉しかったですね。感謝!!

今回担当して下さった先生と二人の看護師さんのコンビは、麻酔をしなくても痛さや異物感をあまり感じさせないだけの十分な技術をもたれた内視鏡検査の名医・名看護師さんでした。


◆麻酔なしでも、異物感や痛さはあまり感じない・・・
不安と緊張を取り除くために、全身麻酔をして内視鏡検査をする病院もあるとか聞きますが、「特別の事情がない限り、麻酔は危険を伴うので深い麻酔はしない方がいい。本来は麻酔が不要な位の十分な技術をもった内視鏡専門医師が、優しさから「浅い麻酔」を使うというのが理想的」と本に書いてありました。眠ったままで知らないうちに検査されるなんて七福神の育さんはいやですね。 (赤間病院では、深い麻酔による検査はされていません)


◆ポリープが見つかったらどうしますか?
検査でポリープが見つかった場合、その場で除去手術をされる場合も多いようですが、私的にはイヤですね。私の先輩から、「大腸内視鏡検査でポリープがあると言われて、別の病院で再度内視鏡検査してもらったら異常はなかった。その場で除去してもらわなくて助かった・・・」と聞いたことがありましたので。内視鏡検査を二度も受けるのは面倒かも知れませんが、私なら、もう一度、別の先生に診てもらったうえで治療しますね。念には念を入れて・・・・と思いますが・・・。でも、いろんなケースがありますから、状況しだいですかね?。
幸い、七福神の育さんはポリープはなし。祖父母・父母・兄弟でがんになった人はいないので先祖のDNAに感謝です!!

◆「大腸にまったく異常は認められません」
◆同日10時30分 控室で着替えを済ませて待機していると「お疲れ様でした」と看護師さんが入ってこられて、検査後の行動、注意事項を要領よく説明してくださる。
・おなかが張ってしばらくは痛みが走るかもしれませんが、ガスをどんどん出してください。時間を追って楽になります。
便に少量の血が混じることがありますが心配いりません。しかし、出血なかなか止まらない場合や、痛みが続く場合には至急連絡してください。
最初、水を少しのみ、気分が悪くならなければ食事しても結構です。今日はできるだけ消化の良い食事をしてください。お風呂もいいですが、長風呂を避け、シャワー程度が無難ですね。


◆同日10時45分 「お待たせしました。副院長から説明があります」と看護師さんに診察室へ案内される「ご安心ください。大腸にまったく異常はありません。でも、定期健診の結果をみると、以前からあるメタボと脂肪肝の改善が見られないようです。こればかりは、運動と食事療法でしか治せませんので、適度の運動をして、食生活も気をつけて改善に努めて下さい」とのアドバイス。正直言うと、「ガンと言われたらどうしよう」とこの瞬間まで一人で心配していたんです。これで、4ヶ月間の心配もなくなり、気分も晴れ晴れ、ほっとして帰りました。
検査の後、2時間くらい事お腹がグルグル痛みましたが、トイレに行き、ガスが出て、食事したら治りました。
検査を受けてホントによかったです。"案ずるよりうむがやすし"でした。


◆病院を選ぶなら、「患者の立場に立って   今朝咲いた庭先の牡丹
      一生懸命になってくれる病院」!!
福岡の町中に新設備の整った総合病院がいくつもあるのに、郊外の自宅から不便な赤間病院を選んだ価値がありホントによかったといました。やっぱり病院を選ぶのは信頼感が第一ですよね。「親切で思いやりのある」先生や看護師さん達がいて隅々まで掃除の行き届いた「明るく清潔できれいな病院」なら安心ですよね。赤間病院はまさにそんな病院でした。

赤間病院のHPはこちら  http://www.akama-hp.or.jp/

次に、その赤間病院をご紹介します。

後編へ続く
(鹿児島・山口・福岡応援団 / 地域交流飛翔会 / 新留育郎) 




テーマ : 薬・医者・病院等
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

七福神の育さん

Author:七福神の育さん
■本名:新留 育郎
■薩摩川内市出身1946年生
■座右の銘
「敬天愛人」「士魂商才」 
■趣味とスポーツ
「柔道」「家庭菜園」
「絵画鑑賞と史跡散策」 
■愛読書
「野菊の墓」
「翔ぶが如く」
「金子みすず童謡詩集」
■愛唱歌
「北辰斜めにさすところ」
(旧制第七高等学校寮歌)
「吉田松陰」「薩摩の人」
「白い花の咲く頃」
「愛傷歌」「北の旅人」
■好きな俳優/アナウンサー
吉永小百合、有働由美子
小西真由美(川内出身)
■交流会/地域貢献活動
鹿児島県
 企業誘致サポーター
薩摩川内市 
 CSサポーター
新宮町男女共同参画
 審議会副会長
福岡さつま川内会会長
福岡可愛山同窓会代表顧問
川内高校可愛山同窓会会員
川内高校ひっとぼ会世話人
川内南中学校同窓会会員
山口大学獅子の会世話人  
山口大学鳳陽会会員
山口大学柔道部OB会会員
西銀EDOS会会長
西銀志免会会長
西銀福間会会長
西銀会会員
福岡薩摩五代会会員
七福神+ONEの会世話人
■職歴
大手銀行支店長/本部部長
東証二部上場会社役員
地元放送局関連会社役員
総合広告代理店役員
■現職
HOSJAS企画(同)CEO
地場中小企業顧問/監査役
■資格認定
九州観光マスター1級
旅行業務取扱管理者
個人情報保護士
宅地建物取引主任者

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