■福岡さつま川内会のHP開設
薩摩川内市の観光物産・イベント情報や会の活動状況、事務局・会員からのお知らせ、会報「川内便り」など最近のホットなニュースが掲載されておりますので、ご一読ください。(2023.6.15)
福岡さつま川内会Pはこちら ⇒ 福岡さつま川内会|HOSJAS企画合同会社
鹿児島に生まれ、山口に学び、福岡で翔く ’七福神の育さん’が、自分で見て、体験した事を、感じたままに紹介する故郷応援プログ。
4月の末、墓参りのため帰郷しました。故郷は、鹿児島県の薩摩川内市です。ぼくの知らないところはないかというと、墓守の姪っ子夫婦は川内川を河口まで車を走らせ、長崎堤防に案内してくれました。ある悲劇的な歴史の跡を見せるために。
■とうとうと流れる川内川の長崎堤防 川内川は、熊本、宮崎、鹿児島の3県にまたがる大河で、私は、川内ガラッパ(河童)の一人として生まれ育ちました。長崎堤防に着いて、びっくりしました。原子力発電所に近い河口手前約4キロ付近で、石積みの堤防は600㍍に及び、ノコギリの歯のような珍しいギザギザ型になっています。これは水の流れを抑制する昔の人の知恵でした。渡る川風が吹きすさぶ中、私は気持ちが高ぶり見て周りました。
■治水難工事に挑んだ小野仙右衛門
島津藩主から普請奉行に任命された小野仙右衛門によって320数年前の貞享4年(1687)に完成した堤防です。周辺の高江地区は川内川の水位よりも低い沼沢地であったので、この一帯を水害から守ると共に稲作ができる一大新田にするための築堤でした。治水工事は命がけでした。
いまのように機械はないから、多くの人夫が集められ、川底の地盤が弱いため築いては流され、また築きなおして8年がかり、ここで哀しい伝説は生まれました。
■難工事で愛娘を人柱に
ある夜、仙右衛門は「横はぎの着物をきた娘を人柱にたてよ」と夢のお告げを受けました。不思議なことに、同じ夢を見た17歳の娘、袈裟は覚悟のうえ着物にわざわざ横布をあてて繕い身を投じてしまう。仙右衛門は嘆き悲しみお告げのとおり長い縄を川に入れてみると、くねくねと流れ、その形に添って堤防を築いたところやっと完成したというのがあらすじです。
証拠はありません。だが、仙右衛門が崖の壁に彫ったといわれる「心」という文字はじっさいに残っていて、近くの人々は神社を建て遺徳を崇めています。国交省川内川河川事務所の専門調査員、中島純也さんに伺ってみると、ノコギリの歯型は日本では珍しく、効果の実証資料はないものの地域との精神的なつながりが評価され、土木遺産に指定されたという話でした。
いけにえについては、違ったバージョンもあるそうです。川内川上流の伊佐市には、逆に人夫を酷使した監督が計略にひっかかり、知らぬ間に横布の着物を着せられ人柱にされたという伝説も残っているとのこと。故郷の故事来歴はたいてい知っているつもりでしたが、考えてみると私が故郷にいたのは18歳のときまでで、何も知らなかったことに改めて気づきました。
■人柱神話に寄せられた美智子皇后のメッセージ
人柱伝説の人道的な良し悪しはおき、私はふと美智子皇后が1998年、国際児童図書評議会ニューデリー大会に寄せられたオトタチバナの姫の人柱神話に関する感動的なメッセージを思い出したのです。小さいころ父からもらって読んだ本の物語が忘れられないという趣旨でした。
6世紀の皇子ヤマトタケルの后、オトタチバナは遠征に同行し、海が荒れ危難に遭うと荒ぶる神を鎮めるため人柱として入水し夫を目的地に向かわせました。美智子さまは、美しい別れの歌を紹介しつつ、夫と任務を分かち合う意思的なものと感じたこと、愛はときとして過酷な犠牲を生む・・と綴っておられました。じつはこれ美智子さまのお覚悟と思えてなりません。
(以上、「ほとけの通信」より転載
■篠原治二(しのはら はるじ)氏のプロフィール 1953年、明治大学法学部卒業と同時に毎日新聞社入社。東京本社で事件記者として活躍後、福岡総局長、編集局長(西部)兼論説委員を歴任。コラムに独特の健筆をふるい、テレビ・講演などで親しまれる。著書「えんぴつ巷談」など多数。北九州市立文書館長、北九州市立大学講師、九州リゾート㈱社長を経て、現在毎日新聞社社友、日本マスコミュニケーション学会会員。福岡さつま川内会顧問。
県立川内高校の同窓・同期生に、園田健夫氏(KBC九州朝日放送の報道記者を経て同社専務取締役等歴任)がいる。
■薩摩国一宮「新田神社」と「可愛山稜」 川内には、アマテラスオオミカミ(天照大神)が「 地上は自分の子孫が治めるべきである」と考えて、地上を統治させるために派遣した天照大神の孫に当たる天孫降臨の邇邇芸命(ニニギノミコト)の墓を祀ったのが創始」とされる新田神社があります。
新田神社のある神亀山の5分の4が陵墓の領域で可愛山稜と親しまれ、宮内庁直轄の陵墓として、大正天皇、昭和天皇、今上天皇・美智子皇后はじめ多くの皇族の方々も参拝されています。神社と陵墓が一体となっているのは全国でも珍しい形態だそうです。
江戸時代、木曽川、長良川、揖斐川の三大河川の合流する岐阜県南部は大雨のたびに洪水に襲われ、多数の死者も出るなど、永年水害に悩まされ続けていました。このため、幕府は三大河川の治水工事を薩摩藩に命じ、 薩摩藩では、家老の平田靱負(ひらた ゆきえ)が総奉行となって約1,000人の藩士が工事にあたりました。忍耐と苦労を重ね、その当時わが国で最も大きく最も難しいといわれた難工事を、わずか1年半という極めて短い期間で完成させました。人・モノ・金の多大な犠牲を払いながら成し遂げた薩摩義士(さつまぎし)の遺徳は、今もその地域の人々に脈々と語り継がれ崇められています。
七福神の育さんが産まれ育った"ふるさと川内"にもこうした薩摩義士の遺徳があったと知り、あらためて鹿児島県人としての誇りを感じています。
わが故郷「薩摩川内市」は、歴史と文化に満ちて、山・川・海の自然に恵まれた素朴で心豊かな町です。ぜひ一度、ゆっくり訪れてみてください。新たな発見がきっとあなたの心を癒してくれるでしょう。
2013/6/9執筆。写真の一部は薩摩川内市のHPより掲載しました。
(鹿児島・山口・福岡応援団 / 地域交流飛翔会 / 新留育郎)
一昨年1月に、薩摩川内市の協力を得て、福岡在住の薩摩川内市出身の有志で設立した【福岡さつま川内会】(会員数71名)では、福岡県及びその近郊地区にお住まいの薩摩川内市出身の学生・若手社会人の皆さんを対象にした勉強会【さつま塾】を下記の通り開催します。薩摩川内市出身の方ならどなたでも参加できます。
この記事をご覧になった方で、お身内・お知り合いに福岡在住の薩摩川内市出身の学生さん・若手社会人さんがいらっしゃったら「さつま塾」への参加を呼び掛けて頂ければ嬉しいで~す。
場 所: 貸会議室【アーバン・オフィス天神】天神121ビル13階
福岡市中央区天神1-3-38 ☎ 092-714-5351
地下鉄天神駅/東口14番出口より3分。
天神中央公園南前方、エルガーラ・中央警察署東向い側ビル
式次第: オリエンテーション(参加者紹介) 11:00~11:15
OB体験談(学校/企業/事業者等) 11:15~12:15
食事(お弁当とお茶) 12:15~12:45
懇談会(みなさんの質問にお答えします) 12:45~13:45
名刺/メルアド交換 12:45~14:00
参加料 無料(お弁当とお茶も無料です)
ご出席の方は、学校学部名or勤務先名/氏名/誕生年を、事務局宛てに、
葉書 o rメール or FAXで、1月10日(土)までに、ご連絡ください。
■福岡さつま川内会事務局
代表幹事 新留育郎 携帯 090-5472-4881
811-0114糟屋郡新宮町湊坂2-6-1
■FAX 自宅 092-741-6587 会社 092-741-6587
■メール PCメール mai196@jcome.home.ne.jp ※196は数字
携帯Cメール 090-5472-4881
今後の進路や疑問・悩み解決のヒントになるかも・・・!
気楽にご参加くださ~い。川内からの出張出席も歓迎!!
【さつま塾】は、福岡さつま川内会の故郷支援事業の一環として初めての試みで、各界で活躍されている(活躍されてこられた)福岡さつま川内会の会員の体験談や考え方を聞くことで、皆さんの今後の進路や今抱えている疑問・悩み解決の参考になればとの思いで企画しました。ぜひ一度、同級生や先輩後輩の皆さんをお誘い合わせの上、ご参加くださ~い。これからの人生を歩いて行く上で、何かヒントが見つかるかもしれませんよ。
参加申込受付中!! ただ今 24名申込受付(多士済済)
■福岡さつま川内会メンバー14名
【大学】
●福留久大(百次出身) 九州大学名誉教授/前・九大経済学部教授
【事業経営】
●鶴屋 力(宮里出身) 鶴屋社会保険労務士事務所代表
●窪田早成(樋脇出身) 窪田司法書士・行政書士事務所代表
●寺脇之博(御陵下出身)寺脇行政書士事務所代表
【民間企業】
●泰平尚信(宮内出身) 新天町商店街協組事務局長・前/商工中金
●西谷和武(水引出身) 労衛研代表理事・前/西日本鉄道副社長
前/福岡小松リフト代表取締役
●新留育郎(矢倉出身) 広告会社役員・前/西日本銀行営業本部部長
前/㈱ダイショー取締役・FM福岡関連会社役員
●上西治志(天辰出身) 前・昭和地下工業㈱取締役
●川野康広(中郷出身) 県自協専務理事・前/前・西日本新聞総務部長
●勝目伸次郎(上川内) 前/福岡証券取締役
●羽子田政則(さつま町) 福岡ソフトバンクホークスマーケティング㈱ディレクター
●木ノ下建(川内出身) 南日本放送福岡支社主任
【ボランティア団体】
●東田 俊雄(御陵下出身) 風車の会会員
【薩摩川内市】
●平嶺秀憲(川内出身) 福岡鹿児島県事務所主査(薩摩川内市派遣)
■一般参加者 10名(学生 5名 会社員・公務員 5名)
■故郷応援の輪が広がる 「福岡さつま川内会」
「故郷を応援しよう」と昨年1月、鹿児島県薩摩川内出身者と薩摩川内市にゆかりのある人と企業で設立した「福岡さつま川内会」は早や1年になろうとしています。この間、本格的な活動には至っておりませんが、本プログでも一部紹介してきましたように故郷応援活動を少しずつ地道に始めています。現在、会員は加入申込者を含めて約70名となり、故郷応援の輪は広がっています。
~2月2日(日) 福岡天神【西鉄イン福岡】にて~ 総会では、これまでの活動経過・会計報告を行い、平成26年度活動展開について、会員の皆様のご意見ご教示を賜りたいと思います。
当日は、岩切薩摩川内市長様、瀬尾市議会議長様、山元川内商工会議所会頭様、今藤薩摩川内市商工会長様はじめ市観光CS課、港・企業振興課の皆さんから故郷の現況と活性化・街づくり計画等についてご説明頂いた後、会員の皆様とのディスカッションを予定しています。会員の皆様のご出席をお願いします。(右上写真は設立総会で挨拶される岩切薩摩川内市長)
【日 時】 2014年2月2日(日) 開始 11:00
(受付10:30 終了14:30)
【場 所】 西鉄イン福岡/プロッソ(13階) 電話092-712-5858
福岡市中央区天神1-16-1 アクロス福岡の正面斜め前
地下鉄中洲川端/中洲口2番出口、天神/東口12番出口
【式次第】 設立総会(活動・会計報告、活動計画)11:00~11:40
懇談会(薩摩川内市との意見交換会) 11:40~12:30
新春懇親会(コミュニケーションタイム) 12:45~14:15
【当日会費】 5000円 学生 無料(学生支援の本会目的に基づく)
1.会員様には総会・懇親会のご案内を郵送しております。
ご出席の有無は同封の葉書で。ご家族のご参加大歓迎!
2.ご出席の方は年会費と当日会費を当日現金で、ご欠席の方は
年会費を同封の郵便振込用紙でお願いします。
※年会費 普通会員(個人名で入会) 2000円※学生免除
維持会員(本会維持に資金協力する人) 5000円
法人賛助会員(企業、団体名で入会) 10000円
3.同封の「会員名簿用原稿」にご記入の上、当日ご持参下さい。
※ご欠席の方は、恐れ入りますが、下記宛ご郵送下さい。
宛先 811-0114糟屋郡新宮町湊坂2-6-1 新留育郎 行き
4.お土産・新春福引会・故郷特産品即売も企画しています。
(鹿児島・山口・福岡応援団 / 地域交流飛翔会 / 新留育郎)
■福岡さつま川内会の会員の皆さまへ
明けまして おめでとうございます。
皆さまのご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。
福岡さつま川内会ではこの1年、「これから故郷貢献活動を展開していくには、先ず会員が”故郷の今を知る”ことが大切」という事で活動して参りました。
その一環として、11月に開催した幹事会で、初年度年会費の一部を活用して、新春に故郷の旬の味と香りをお届けし、会員の皆様にご賞味して頂き、お知り合いの方に故郷の特産品を口込みでPRして頂こうという事になりました。お届けは1月10日前後になります。
3月2日の総会で初年度会計報告を致しますが、その概要は次の通り
年会費収入 249,288円
事務費(総会・発起人会等の資料代・郵便費等) 104,660円
会議費(設立準備委員会/発起人会/幹事会等) 5,460円
総会関係費(総会/懇親会での年会費使用分) 33,470円
残金 105,698円
■故郷川内の特産品 甘ーい あまーい きんかん
お届けする特産品、一つは、松田農場 金柑村(〒895-1502 鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田1133番地)の採れたて「きんかん」です。金柑は鈴なりになる事で古来より縁起のよい果物とされています。
■「五穀豊穣」「子孫繁栄」を祈願して開発「川内大綱米」
もう一品は、昨秋、市観光物産協会が「五穀豊穣」「子孫繁栄」を祈願して、市と大綱引保存会と共同で川内大綱引用に稲わらを提供する地元農家生産米を商品化した「川内大綱米」です。川内大綱引は400年以上の歴史を誇り毎年9月に開催され、長さ365m、直径35㎝、重さ約7㌧の綱は地元産のわら縄約330本を使っています。
どうぞ、故郷に想いを馳せながら、とうとうと流れる川内川の清き水に育った縁起のよい特産品をご賞味くださいませ。3月2日の第2回福岡さつま川内会総会でご感想などお聞かせ頂ければ嬉しいです。
薩摩川内市の観光&特産品情報は、下記宛お問合せ下さい。
〒895-0024薩摩川内市鳥追町1-1
TEL 0996-25-4700 FAX 0996-25-4739
◆福岡さつま川内会事務局
代表幹事 新留育郎 携帯090-5472-4881
(鹿児島・山口・福岡応援団 / 地域交流飛翔会 / 新留育郎)
第2回総会の詳細はこちら
http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-58.html
前篇より続く⇒ http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-55.html
島のあちこちに、可憐な "かのこユリ" が咲き乱れる
市花である甑島原産の"かのこユリ"が、庭先や山野のいたるところに咲き乱れ、島中が薄紅色と甘い香りに包まれていました。名前の由来は、薄紅色の花びらに、鹿の子絞りのような濃赤色の突起が散らばる様子から来ているそうです。海峡の海の青と緑の野原に自生する薄紅色の可憐な"かのこユリ"のコントラストは実に鮮やか。
中でもお勧めスポットは、中甑島と下甑島との間の海峡「蘭牟田瀬戸」を望む鳥ノ巣山展望台の斜面に群生するかのこユリ。その姿はりりしくて何とも美しく、高校時代に憧れていた小百合ちゃんに出逢ったような気分になりました。
かのこユリの花ことばは 「富と誇り、威厳」
百合の蕊(しべ) みなりんりんと ふるひけり 川端茅舎
百合咲くや 海よりすぐに 山そびえ 鈴木真砂女
切り立った断崖に、ニシノハマカンゾウが風に揺られて
100mを超す断崖がそそり立つ西の斜面のあちこちに、地元の人が「ニシノハマカンゾウ」と呼ぶユウスゲに似た黄色の花が風に吹かれて咲いていました。正式名称はワスレグサ。ユリ科の植物で、佐渡の飛島カンゾウ、エゾキスゲなどが知られています。ニシノハマカンゾウの群生する丘の上から、黄色く純情可憐な花越しに、遥か下の紺碧の海を見ていると身も心も癒され、七福神の育さんはいつしか遠い昔の淡い初恋の頃を思い出していました。ニシノハマカンゾウは、夕菅やノカンウに似たユリ科の植物で、花ことばは 「麗しき姿」
萱草(カンゾウ)の 一輪咲きぬ 草の中 夏目漱石
夕菅(ゆうすげ)の 風あつめては 散らしては 黛 執
甑島で獲れた海の幸、養殖マグロ。おいしさも☆☆☆☆☆
【中甑にある 寿司膳 かのこ】
甑島で獲れた新鮮な海の幸、天然モノよりも美味しいと評判の甑島の養殖まぐろ・・・何でも握ってくれるお店が寿司膳 かのこ。味は絶品!! 魚の美味しさ日本一と言われる福岡で魚料理にはうるさい七福神の育さんもおもわず、『うんまかぁ=美味しい!!』 とうなってしまいました。 中でもマグロのトロは最高!! それでいて、料金はリーズナブル!! きびなごもまたうまいんですよ!!
下甑の本格焼酎 甑州 の水割り片手につまむ「かのこ寿司」もまた格別でした。今回の甑島旅行は、「かのこ寿司」を味わっただけでも、十分来たかいがありました。皆さん大満足の合唱で、西谷団長もホッとされていました。
啓子おばちゃんが作るエビフライが大ブレイク!! 【下甑町長浜港待合所内 喫茶くるみ】
喫茶くるみには、甑島産タカエビを7匹まとめてエビフライに仕上げた、ここでしか味わえない、啓子おばちゃんが発案した名物定食があります。そのバクダンの様なエビフライが話題を呼び、雑誌やテレビなど全国メディアで紹介され、遠方よりわざわざ食べ来る人も多いとか。
「かのこ寿司」と同様、七福神の育さんおススメの甑島グルメです。
『Dr.コトー診療所』の原作モデルの下甑島! フジテレビ系列で放送された吉岡秀隆主演の『Dr.コトー診療所』のロケ地は与那国島でしたが、このドラマの原作(山田貴敏 著)は、ナポレオン岩がそびえたつ下甑島・瀬々野浦にある診療所がモデルになっています。原作は甑島の美しい自然、離島での過酷な医療状況とともに、島でのゆったりとした時間の流れや人間関係を情緒豊かに描いた感動の漫画です。
断崖や奇岩に囲まれた瀬々野浦集落には、平家の落人伝説も語り継がれていて、旅のロマンに誘ってくれます。
写真は甑島奇岩の象徴「ナポレオン岩」。観光に来たフランス人が、岩を見て“おお!我が国のナポレオン皇帝だ!!”って叫んだの名前の由来とか。何しろ高さが127mもあり、瀬々野浦から近くに見るナポレオン岩は写真でみるより圧巻。
甑島の昔を物語る歴史資料館「下甑郷土館」
下甑島の手打にある武家屋敷の町並みが続く旧道の中ほどにある古い民家を思わせる素朴な資料館。展示室には甑島の先人達が使用していた日常の生活用具や農林漁業の作業用具、古美術品など1200点余りが陳列され、甑島の民族文化を知ることができます。
七福神の育さんの父は教員でしたが田畑も耕しており、田植えや稲刈りの手伝いをよくやらされたものです。ここに展示されている田車、足踏脱穀機、とうみ・・・等、見覚えのあるものばかりで、今は亡き父や母と過ごした日々を思い出し、懐かしさでいっぱいになりました。旅の終わりに、川内の実家に立ち寄ってお墓参りをして帰りました。
福岡さつま川内会・甑島観光視察旅行スケジュール
【かのこ百合の故郷】甑島列島2日間の旅
日時:7月18日(金)~19日(土) 1泊2日 28,000円
1日目
11:25 串木野新港出発(フェリー ニューこしき)
12:40 甑島里港到着~「かのこ寿司」で昼食
14:00 神秘な砂洲 上甑観光(長目の浜、甑大明神岩、平良)
15:45 断崖クルージング(観光船 かのこ) 約1時間半
16:05 里港出発(フェリー ニューこしき) 19:05長浜港到着
19:30 竜宮の里チェックイン(潮湯温泉でくつろぎ)
2日目
8:00 下甑観光 (島の歴史に触れる)
下甑郷士館)、手打武家屋敷通り、おふくろさん歌錍
(かのこユリ、ニシノハマカンゾウの群生を観賞)
鳥の巣山展望所、夜萩円山公園など・・
(白亜紀の断崖奇岩と平家の落人伝説の地を訪れる)
瀬々野浦とDr.コトー診療所、ナポレオン岩・・・
12:30 昼食 人気の「タカエビフライ」で満幅!
14:20 長浜港から帰路に(フェリー ニューこしき)
16:15 串木野新港到着
17:00 薩摩川内市役所を福留会長、上西壮年部会長
七福神の育さん(代表幹事)の3名で表敬訪問
知識副市長様と古川観光シティセールス課長様に報告
18:00~観光シティセールス課の代表3名と意見交換会
※甑島観光の感想とさつま川内会の支援活動など協議しました。
KBC九州朝日放送のHP 「花と語ろう」で紹介されました KBC九州朝日放送のHP 「花と語ろう」にて、福岡さつま川内会の北孔介顧問が 、今回の甑島視察旅行で訪れた、甑島に咲く花を掲載され、PRしています。素朴で美しい花びらの1枚1枚がていねいに写し出されています。
7/29 ニシノハマカンゾウ 8/2 カノコユリ
8/5 ハマナタマメ 8/9 ハマナデシコ
「花と語ろう」は、KBCの報道局長等を歴任された北孔介氏のフォトエッセイで、季節のうつろいにつれた草花の写真にメッセージを添えて連載されている人気プログです。ぜひ、ご覧ください。
「花と語ろう」⇒http://www.kbc.co.jp/etc/hanagatari/
【西谷和武 観光視察旅行団長の感想】
皆さんに満足して頂けるかどうか最初は不安もありましたが、透き通った青い海、ダイナミックな断崖、”かのこ百合” ”ニシノハマカンゾウ”の咲き乱れる島の風景は想像以上に素晴らしく"ブラボー"の連続で、そんな不安も一遍に吹っ飛びました。
前編は ⇒ http://mai196.blog65.fc2.com/blog-entry-55.html
(鹿児島・山口・福岡応援団 / 地域交流飛翔会 / 新留育郎)
九州新幹線の全面開通で薩摩川内市と福岡が1時間15分で結ばれ、薩摩川内市ではこれを機に、地域の活性化・産業の育成振興に繋げようと、北部九州での観光物産展の開催、特産品の販売促進、企業誘致等の活動等に積極的に取り組んでおり、一昨年来、市関係者より、「福岡在住の薩摩川内出身者で、市の地域活性・発展に側面からバックアップしていただければありがたい…」との意向が示され、七福神の育さんを中心に福岡在住の薩摩川内出身者有志でその設立に向けて準備を進めていました。
薩摩川内市長・薩摩川内市議会議長
川内商工会議所会頭・薩摩川内市商工会長
をお迎えし、1月19日盛大に設立総会を開催! いよいよその機運も盛り上がり、昨年11月16日の設立発起人会を経て、 1月19日に、福岡市の「西鉄イン福岡」で設立総会&懇談会(市との意見交換会)&懇親会(交流会)が開催されました。
当日は、岩切秀雄薩摩川内市長・瀬尾和敬薩摩川内市議会議長 ・田中憲夫川内商工会議所会頭・今藤尚一薩摩川内市商工会長の他、古川英利薩摩川内市観光・シティセール課長など6名の市担当者を迎え、福岡さつま川内会会員41名(会員68名中)の出席により、熱心な審議が行われ、【会則】【事業計画・予算案】を全員賛成で承認された後、新役員が選出されました。
会長に 福留久大氏(九州大学名誉教授)
代表幹事(事務局)に七福神の育さん(新留育郎)が就任
会長に、九州大学経済学部の名誉教授の福留久大氏(百次町出身)が選出され、
親睦団体ではなく、真に薩摩川内市を支援する任意団体
福岡さつま川内会はいわゆる親睦団体ではなく、企業誘致のために情報交換したり、観光・特産品PRなどを行ったりして、真にふるさと薩摩川内市を支援し、薩摩川内市の地域活性化・発展に寄与することを目指しています。
【会の目的】本会は「薩摩摩川内市」とのコミュ二ケーションを深め、郷土の活性化・発展に寄与するとともに、会員相互の親睦と連帯を図り、共に繁栄することを目的とします。
【目的を達成するための事業】
(1)薩摩川内市に郷土の活性化・発展に関する感想・意見・情報を発信
(2)薩摩川内市の観光・特産品の販売促進活動を支援
(3)薩摩川内市の企業誘致活動を支援
(4)薩摩川内市出身の学生・若手社会人を育成支援
(5)会員相互の連帯と協調を促進するための交流の場を提供
その為の具体的活動として、次の様な企画を考えています。
(1)総会・懇談会、薩摩川内市との意見交換会、セミナーなどを開催
(2)薩摩川内市が主催する「観光・物産展」「きゃんぱく」のPRと支援
(3)「ふるさと特産品定期便」「ふるさと観光旅行」などの企画実施
例えば、希望会員に、薩摩川内市の旬の特産品を定期的に宅配
(4)薩摩川内市による福岡県内企業訪問のアテンド(同行訪問)
(5)機関誌の発行(会員の感想文・提言・研究発表などレポート冊子)
(6)会員名簿の作成(会員に配布…利用目的を限定)
(6)政治・宗教的な活動は行わない
(7)その他必要な事項
薩摩川内市の観光・特産品の現状について懇談会開催 総会の後、早速、古川観光・シティセールス課長より、「九州新幹線全線開業で活性化している観光の現状」を紹介、「福岡さつま川内会」からは新留代表幹事が、「市もいろいろと観光や特産品のPRに努力されているとは思うが、福岡ではまだまだ認知度が低く浸透していない・・・」と先に発起人に実施した『薩摩川内の観光・特産品に関するアンケート調査結果』を報告、薩摩川内人に脈々と流れる素朴で根っこから人のいい「もてなしの心」と「甑島の海の自然」「いむた池の山の自然」「新田神社・国分寺跡・まごころ文学館の歴史と文学」は薩摩川内市が全国に誇れる観光資源であり、まず会員自らが故郷の事をよく勉強して、市と協力して、早速宣伝に一役買うことを誓い合いました。
◎市木 クロガネモチ
高く伸びる木・常緑の葉、粘り強くてたくましく成長する姿は、市勢の発展を、集まる小鳥からは市民の融和を象徴
◎市花 カノコユリ
初夏に咲くピンクの花は市民の優雅さと情熱を、そのたくましい生命力は市民の活力を象徴
◎市魚(海) キビナゴ(海)
小さな体ですばやく回遊する姿は市民の力強さと明朗性を、美しい姿は市民の豊かな心を象徴
◎市魚(川) アユ激流ともいえる流れの早い流心に定位する姿は、何事にも負けない不屈の精神を、また、集団で行動する姿は、市民の協調融和の精神を象徴
◎川内川の大花火大会(毎年8月16日)