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■1日1善に挑戦中!『道案内』/中篇

出張先で、旅行先で、近くまで来ているはずなのに目的の場所になかなかたどり着けない・・・。約束の時間が迫り、気は焦るばかり・・・・。通りがかりの人をつかまえて道を尋ねるが、教えてもらっても、初めての場所では方角さえもトンチンカンでグルグル同じ所を往ったり来たり・・・。
そんな時、親切な人が現れて、わざわざ近くまで案内してくださる。仏さまに出会ったようで去っていく人の背中に向かって、思わず両手を合わせ、「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・た」。
そんな経験が何度かあって、今では、七福神の育さんも、他人に道を尋ねられたら、知らない場所でも調べて、丁寧に教えてあげることにしています。


■ソウルの街角で ソウル市庁舎
当時、食品メーカーの海外事業担当をしていた七福神の育さんがソウルを訪れ、取引先との商談で飛び回っていた 6年前の頃の話。
その日の仕事が終わってソウル駅で通訳のKさんと分れて、商談の拠点にしていた西日本銀行ソウル支店に向かって一人で歩き始める。目印のロッテホテルの前まではすんなりとにたどり着き、そこから地下道に入る。西日本銀行は広い道路を挟んでロッテホテルの斜め向かい側の大きなビルの一室で、それまで何回か訪れていたのですぐわかると思っていたのだが、これが大間違い。曲がり角を一つ間違えたばかりになかなかそのビルの入口が見つからない。
地下街はどこも似たような風景で、ハングルが読めるわけでもないし、韓国語がしゃべれるわけでもなし。心細くなってとりあえず地上に出るとそこはソウル市庁舎の前。目的のビルがあの辺にあることは分るのだが、地下道を通ってそこまで行きつくのは七福神の育さんには至難の業。
困っているところに20歳前後の学生風の女性が通りかかる。『アガシ…シレジマン』。勇気を出して頭を下げながら声をかける。怪訝そうな顔をしながらも、立ち止まってくれる。『シレジマン、ニシニホンバンク、オディエヨ?」と西日本銀行ソウル支店のN支店長の名刺の住所を指さしながら片言韓国語で尋ねる。その女性はしばらく考えてから、『アァー』と言って、身振り手振りで教えてくれる。でも、七福神の育さんには通じない。
困まりはてた顔の彼女が、「ついて入らっしゃい」とばかりに手招きする。どうやら近くまで案内してくれるらしい。黙って彼女の後についていく。地下街にもぐって7~8分ぐらい歩くいてエレベーターの入り口までいくと『ヨギエヨ』と上を指さし、教えてくれる。「カムサハムニダ」。お礼を言うと彼女は微笑んで『アンニョンヒ ケセヨ』と手を振って去って行った。
韓国の人の親切さが身にしみて、それ以来、韓国に親しみを感じるようになりました。そして思ったことは、
「ハングルが読めるようになろう!」「韓国語で簡単な会話ぐらいはできるようになろう!」。昨年から、ウォークマンで韓国語の勉強を始めています。


■東京六本木ヒルズの前で
テレビ朝日 6月初めのこと。その日はテレビ朝日さんとの初商談で10時のアポ。30分前には着けるように、早めに地下鉄日比谷線に乗って六本木駅で下り、一番出口を出て森ビルに向かう。ここは六本木ヒルズ。
テレビ朝日は森ビルの裏側にあると聞いており、テレビ局ならテレビ塔があってすぐわかると分ると思っていたのだが、それが大間違い。森ビルは高層の広~いドでかいビル。そのピルの前では周りの風景は隠れてまるで見えない。外は小雨が降っていたのでビル中を通って裏に出ることにしたのだが、グルグル回ってばかりでなかなか裏側の出口にたどり着けない。
そこでまた、いったん元の正面入口に戻る。待ち合わせの時間は迫るばかり。このままじゃ遅れてしまう。通りがかりの茶髪の若い人に道を尋ねる。『うーん、この裏だけど、説明が難しいなぁー。ビルの中を通っって行くのは初めての人には難しいよ』。ちょっと考えていた茶髪の彼。意を決したように「おじさん。そこまで案内するよ。」と傘をさしのべ案内してくれる。「おじさん。ここだよ。じゃぁね」といって小走りに去って行った。「ありがとう」。お陰で初めての商談に間に合いました。若者の親切に感謝感謝の一日でした。
最近の若い人は…とよく耳にしますが、若い人の中にも親切な人はいっぱいいる。日本も捨てたものじゃない。 最近、電車の中でも、若い人たちがお年寄りに席を譲るのをよく見かけるような気がするのは私だけでしょうか?


■福岡天神の街角で~PART1~

アクロス福岡の森 福岡市役所の15階の食堂は一般市民にも開放されていて、安くて、品数が多く、うまいのが評判。週に三回は利用しています。市役所の斜め向かい側にある福岡アクロスのビル壁面には人口のアクロス山があって、4万本近くの森と小鳥がさえずる散策道があってお昼の憩いの場所になっています。
そんな6月のある日。いつものように市役所の食堂にランチに行く途中、信号待ちをしていると50歳くらいの女性から、「この近くに○○○という会社があるはずなんですけど・・・知りませんか?」と尋ねられる。全く心当たりはない。
昔は「分りません」でかたずけていたんですが、最近の七福神の育さんは違うんです。「一日一善」を実行中で、困った人にはできるだけ親切にしてあげることにしているんです。
「電話番号は分りませんか?」。ご婦人は住所と会社名と電話番号をひかえたメモを取り出し見せてくれる。自分の携帯で電話して聞いてみるとすぐに判明。市役所近くのベスト電気の向かいビルの一室にその会社はありました。「奥さん、分りましたよ。この近くだからそのビルの前まで案内します」といって一緒に歩き出す。聞けば、パートの面接に来られたんだとか。『おかげで間に合いました。ありがとうございました」深々と頭を下げられ、エレベーターのある方へ。「面接頑張ってくださ~い」。お陰で、すがすがしい気持ちになれました。


■福岡天神の街角で~PART2~庭先に咲くたち葵 
7月初めの日差しの強い日の昼下がり。今日もまた福岡市役所の食堂でランチしようと歩いていると、途中、年配のご婦人 かきょろきょろあたりを見渡しておられるのに出会う。「どうかなさいましたか?」と声をかける。
「百十四銀行をご存じありませんか?」。よく聞くと、最近、高松から福岡に戻ってこられ、手続きに行く所」だとか。昔福岡にいた頃は、確かこの辺にあったと思ったんですが、移転したんでしょうか?・・・」。電話番号も、住所も分らないという。
それじゃ、いくら銀行出身の七福神の育さんでもお手上げと思ったんですが、はっと気がついて、携帯電話を取り出し、インターネットで百十四銀行福岡支店で検索。「奥さん分りました。ここから500メートルぐらい先の福岡銀行さんの隣のビルですよ。ついでですから、ご案内しますよ」とゆっくり歩き出す。
「いいんですか?反対方向でしょうに。ご迷惑かけますね」「いいえ、どうせ昼ご飯に行くとこでしたから、その銀行の近くで食べることにしますよ。」「40分ぐらいあっち往ったりこっち往ったりしててくたびれ果ててたところでした。ホントに助かりました。ありがとうございました」
携帯ってホントに便利ですね。いつどこでも電話できて、自由に連絡も取り合える。ナビにもつかえて、他人のお役にも立てるんですね。
人のお役に立てた後の気分はなんとも言えないですね。その日一日がなんとなく楽しくなってきて、仕事も上手くいくそうな気がするんですよ。


後編に続く

(鹿児島・山口・福岡応援団 / 地域交流飛翔会 / 新留育郎)

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プロフィール

七福神の育さん

Author:七福神の育さん
■本名:新留 育郎
■薩摩川内市出身1946年生
■座右の銘
「敬天愛人」「士魂商才」 
■趣味とスポーツ
「柔道」「家庭菜園」
「絵画鑑賞と史跡散策」 
■愛読書
「野菊の墓」
「翔ぶが如く」
「金子みすず童謡詩集」
■愛唱歌
「北辰斜めにさすところ」
(旧制第七高等学校寮歌)
「吉田松陰」「薩摩の人」
「白い花の咲く頃」
「愛傷歌」「北の旅人」
■好きな俳優/アナウンサー
吉永小百合、有働由美子
小西真由美(川内出身)
■交流会/地域貢献活動
鹿児島県
 企業誘致サポーター
薩摩川内市 
 CSサポーター
新宮町男女共同参画
 審議会副会長
福岡さつま川内会副会長
福岡可愛山同窓会代表顧問
川内高校可愛山同窓会会員
川内高校ひっとぼ会世話人
川内南中学校同窓会会員
山口大学獅子の会世話人  
山口大学鳳陽会会員
山口大学柔道部OB会会員
西銀EDOS会会長
西銀志免会会長
西銀福間会会長
西銀会会員
福岡薩摩五代会会員
七福神+ONEの会世話人
■職歴
大手銀行支店長/本部部長
東証二部上場会社役員
地元放送局関連会社役員
総合広告代理店役員
■現職
HOSJAS企画(同)CEO
地場企業2社顧問
■資格認定
九州観光マスター1級
旅行業務取扱管理者
個人情報保護士
宅地建物取引主任者

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