■新型コロナウイルス(端午の節句の頃には)
■東日本大震災・福島原発大事故から9年
「天災は、忘れる頃にやってくる」と寺田虎彦(戦前の日本の物理学者、随筆家、俳人)は警鐘を鳴らしましたが、25年前の阪神淡路大震災(1995年1月17日)、4年前の熊本地震(2016年4月14・16日)、1年半前の西日本豪雨(2018年6月28日~7月8日)、そして今日は、あの東日本大震災・福島原発大事故が発生した3月11日(2011年)。福島・宮城・岩手の被災地の48,000人の皆さんは、今なお避難生活中で苦労を強いられていて、復興復旧はまだまだ道半ばのようです。
■新型コロナウイルスはパンデミックに
そんな中での新型コロナウイルスの非常事態。全国で学校閉鎖やイベント中止や延期が続き、新型コロナウイルスは中国、韓国、日本、イタリア、イラン…と世界113ヶ国(今日現在)に広がり、社会も政治も経済も生活も大混乱。未知の感染病で予防・治療薬も開発されておらず、特定国への渡航禁止や特定国からの入国禁止など次々と対応策が打たれていますがパンデミック(世界大流行)に陥り余談を許さず。先行きは全くの不透明、手探り状態で不満は募るばかり。
■こんな時こそ、落ち着いて、どっしり構えて
四方海に囲まれ、幾多の自然災害に苦しまされてきた日本人は、どんな難局にも、あきらめず、希望を持って立ち向かい、人と人との絆を大切に、お互いに知恵を出し、汗を流し、復興復旧に懸命に取り組んできました。幸い私たちには、その経験とそこで得た貴重な教訓があります。こんな時こそは、慌てず落ち着いてどっしり構えて、国の要請に協力し、有用といわれている感染予防対策をしっかり実践し、感染から自分の身を守りながら地域・会社ぐるみでお互いに助け合い支え合い、特に子供や弱い立場の人たちの安全・安心にも気を配りながらこの危機的事態を乗り越えるほかに道はなさそうです。
■端午の節句にはイキイキ泳ぐ鯉のぼりが見たい
ピンチはチャンス。危機的事態だからこそ見える「事業や仕事、生活、生き方の参考になる新たな方策や思わぬ新発見」もあるかもしれません。臆することなく、元気と勇気を出して、共に頑張りましょう!! 勇気を出して、Keep on going! 前へ、もっと前へ!ですよね。桜の花が咲く頃にはコロナの感染拡大も落ち着いて不安も遠のき、端午の節句(5月5日)には鯉のぼりが新緑の風にイキイキと泳ぎ、その下で、明日を担う子供たちが元気に走り回っている姿を見たいものです。みんなで力を合わせて、この難局を克服していきましょう!!!! (2020.3.11)
- 関連記事
-
- ■確定申告してきました
- ■新型コロナウイルス(端午の節句の頃には)
- ■新型コロナウイルス(桃の節句に憂える)