■カラスにご用心‼
■突然、街中でカラスに襲われました。
朝の出勤途上、福岡天神のど真ん中にあるATMコーナーに向かって歩いていたら、ビル入口の手前で二羽のカラスが背後から頭上をかすめて襲ってきました。危なかったな!とゾッとしながらATMコーナーに出向き、用を済まして、恐る恐るビルの出口で空を見上げたら、なんと、二羽のカラスが街路灯にとまって待ち伏せしているではありませんか。バッチリ目が合い、ヤバイ!と、歩き出した瞬間、二羽のカラスが後ろから攻撃してきて、頭のてっぺんを足で蹴られたような、鋭いくちばしでつつかれたような衝撃が走り、あっ痛ッ!ハンカチで頭を押さえると血がべっとりつきました。
野鳥に襲われ変な細菌に感染させられでもしたらたまらないので、近くの外科病院に駆け込み診てもらったところ、ひっかき傷とつつかれた傷があり、消毒して薬を塗って貰いましたが、幸い軽症で大事に至らなくてホットしました。
■カラスは、3~7月の繁殖期には子供を守るため襲いかかることも。
カラスは3~7月が繁殖期で、特に雛の巣立ちが近づく4月~6月はカラスも神経質になり巣のそばを通りかかるだけで襲われることもあるとか。繁殖期の親ガラスは、子ガラスを守るため、一羽または夫婦で、背後から人に襲いかかり、必死になって子ガラスを守り抜くのだそうです。
19さんの事務所のビル(15階)から窓越しに真向いのビルを見下ろすと、ビルの壁面の出っ張った所に大きな巣が二つ、かわいく並んでいて、上から二羽のカラスがキョロキョロ辺りを見張っていました。❝あのカラスだったな❞と睨みつけましたが、餌を求めて山から街中に追いやられたカラスの気持ちを考えると複雑な思いになりました。ビッグバンで福岡天神の町のあちこちで大型ビルの建設ラッシュ。親ガラスもストレスが最高潮に溜まっていたのですね。かわいそうになりました。人間が気を付けるしか共存の道はないのかな?と思い、カラスに襲われないための対策を調べてみました。
■カラスに襲われやすい人の特徴
①光るものを見につけている人
②派手な色の服を着ている人
③過去にカラスをいじめたことがある人
④カラスをいじめた人に似ている人
■襲われないための対策
①傘をさす。帽子をかぶる
②カラスに襲われそうなときは手をあげて歩く
③町中では建物の壁に近いところを歩く
④過去、襲われた場所には近づかない
➄巣を撤去する(かわいそうですが・・・)
鳥の中でもカラスの記憶力は抜群で、意地悪をした人やカラスが襲った人の顔を5年間は覚えているとか。だから、カラスに限らず、生き物をいじめてはいけませんよね。もし、カラスに遭遇した時は、カラスに背を向けないようにして、そぉーっとその場を離れるのが無難です。カラスは、子育てのシーズンが過ぎれば襲わなくなるそうです。(2023.6.7)
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